結束バンドと遺灰の山―ネバダ砂漠に謎の「火葬遺体」が100体
People、APなどによると、ネバダ州ラスベガスの南方、サーチライト近郊の砂漠で、70以上の火葬済み人間の遺灰の山が発見され、連邦当局が捜査を進めている。報道によれば、発見者が偶然通りかかった際に多数の灰の束を確認し、地元メディアに通報したことで事態が明らかになった。現場は連邦土地管理局の管轄地であり、当局はラスベガス都市警察と協力して調査を実施しているが、灰の出所や関係者については現時点で特定されていない。
遺灰は明らかに火葬済みの人間のものであるが、個人の散骨か、あるいは商業的処理の不正かは不明である。ネバダ州の法律では、個人が公有地に遺灰をまくことは違法ではないが、商業的散布については厳しく規制されている。そのため、葬儀業者や火葬場が処理に困り、違法に廃棄した可能性も否定できないと指摘されている。一方で、犯罪性があるのか単なる無許可散布なのかは判断できず、捜査は難航している。
報道各社の中には100を超える可能性を示唆する情報もある。いずれにせよ、大量の遺灰が同一の場所にまとめて遺棄されていること自体が極めて異例であり、現地住民や専門家からは強い関心と懸念が寄せられている。

ラスベガス(ネバダ州)の郊外の砂漠で、100を超える火葬済みの人間の遺灰の山が発見された。遺灰の近くでは、結束バンドや壊れた骨壺も見つかったと報じられている。
現在、連邦当局と地元当局が捜査に乗り出しており、遺灰はラスベガスから約50マイル(約80キロ)に位置する人口わずか300人あまりの町、サーチライトの近郊で発見された。
NEW: Over 100 piles of cremated human remains found in the desert outside of Las Vegas, Nevada.
Zip ties & a broken urn were reportedly found near the remains.
Federal & local officials are now investigating the piles, which were found outside of Searchlight, Nevada, a town of… pic.twitter.com/JO4IgZNao3
— Collin Rugg (@CollinRugg) August 30, 2025

参考記事

