イーロン・マスク氏、独当局を痛烈批判 「殺人幇助で裁かれるべきだ」
9月2日
ドイツ西部ゲッティンゲンで発生した衝撃的な事件が波紋を広げている。16歳のウクライナ難民、リアナさんがイラク人の不法移民によって列車の前に突き飛ばされ、命を落としたのだ。加害者には2025年3月の時点で強制送還命令が出ていたにもかかわらず、当局は手続きを実行しなかったことが明らかとなり、怠慢への非難が集中している。
事件当日、歯科助手の見習いを終えて帰宅途中だったリアナさんは、移民のグループに絡まれた。恐怖を覚えた彼女は祖父に電話をかけ、「後をつけられていて怖い」と助けを求めたが、祖父が最後に耳にしたのは孫娘の悲鳴だった。直後、彼女は列車の前に突き飛ばされ、そのまま命を落とした。無防備な少女の人生が理不尽に奪われた瞬間であった。

この悲劇を受け、実業家イーロン・マスク氏は「当局は殺人幇助で裁かれるべきだ」と厳しく批判したうえで、ヨーロッパで増加する不法移民の「再移住(送り返し)」を強く主張した。「何十万、何百万という、本来ここにいるべきではない人々を全員送り返さなければならない」と警告し、移民政策の根本的な見直しを訴えている。
マスク氏はまた、多くの人々が「人種差別主義者」「外国人嫌悪」と呼ばれることを恐れるあまり、少女たちが犠牲になり、レイプや拷問、殺害といった残虐行為にさらされても声を上げられない現状を糾弾した。今回の事件は、ヨーロッパにおける移民政策の失敗と、安全を守れない当局の責任を浮き彫りにしている。

イーロン・マスク氏「当局は殺人幇助で裁かれるべきだ」
ドイツのゲッティンゲンで、16歳のウクライナ難民リアナを列車の前に突き飛ばして殺害したイラク人の不法移民には、2025年3月に強制送還命令が出されていたことが判明した。しかし当局は、これまで幾度もそうしてきたように、その強制送還を実行しなかったのである。
The authorities should be put on trial for assisting in murder https://t.co/ZLU129cxhG
— Elon Musk (@elonmusk) September 1, 2025

16歳の少女リアナは、移民のグループに嫌がらせを受けた後、電車の前に突き飛ばされた。彼女は祖父と電話で話している最中に亡くなり、祖父は彼女の最後の叫び声を聞いた。
A 16-year-old girl, Liana, was harassed by a group of migrants—then shoved in front of a train.
She died while on the phone to her grandfather, who heard her final screams. pic.twitter.com/1o9xNPUu3f
— Michael McCarthy (@punishablepress) September 1, 2025

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