トランプ大統領、80周年式典の習近平・プーチン・金正恩に痛烈な声明発表「反米枢軸の結成だ」
9月3日
Theguardian、Newscomによると、中国・北京で3日、80周年の記念として大規模な軍事パレードが行われ、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩総書記がそろって観閲した。中露北の権威主義3首脳の結集に対し、トランプ大統領はSNS「トゥルース・ソーシャル」で痛烈な声明を発表した。
大統領は、かつて中国が自由を守るためにアメリカが多大な血と支援を注いだ歴史を想起し、「多くのアメリカ人が中国の勝利と栄光のために命を落とした。彼らの勇敢さと犠牲は正当に称えられるべきだ」と強調。
その上で、習主席がこの歴史を無視するのかが「大きな疑問だ」と問いかけた。また、習、プーチン、金正恩の3者が米国に対抗して共謀していると断じ、「私の最も温かい挨拶をプーチン、金正恩に伝えてほしい」と皮肉を込めて発言した。

今回のパレードは中国の軍事力誇示と、米国に対抗する「枢軸」の象徴として行われた。左派メディアは外交的行事として淡々と伝えるが、保守陣営から見れば、自由と民主主義の価値を脅かす同盟の誕生であり、米国の安全保障に対する重大な挑戦である。トランプ大統領は中国共産党の歴史改ざんと米国兵士の犠牲の軽視を厳しく指摘し、改めて対中強硬姿勢を鮮明にした。
この発言は、バイデン政権下で弱体化した米国外交に対する明確な対比とも言える。トランプ大統領は、歴史の真実を踏みにじり米国を軽視する独裁者に毅然と立ち向かう姿勢を示し、再びアメリカ第一のリーダーとして存在感を示したのである。

大きな疑問は、習近平国家主席が、中国が「自由」を非常に不親切な外国の侵略者から守るために、アメリカ合衆国が中国に与えた莫大な支援と「血」について言及するかどうかである。多くのアメリカ人が中国の「勝利と栄光」のために命を落とした。
私は彼らがその勇敢さと犠牲を正当に称えられ、記憶されることを望む!習主席と素晴らしい中国国民が、素晴らしく永続的な祝賀の日を迎えることを願っている。アメリカ合衆国に対して共謀するウラジーミル・プーチンと金正恩に、私の心からの挨拶を伝えてくれ。―― ドナルド・J・トランプ大統領
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