チャーリー・カーク氏、ジェンダーカルトを痛烈批判「なぜ一人の悩みのために、我々の規範を変えねばならないのか!」
保守系団体「ターニング・ポイントUSA(TPUSA)」創設者でCEOのチャーリー・カーク氏(31)が、9月10日、ユタバレー大学での講演中に銃撃され死亡した。米主要メディアによれば、カーク氏は当時、学生からの「銃乱射事件の中でトランスジェンダーによるものはどれほどあるのか」という質問に答えている最中だった。まさにトランス問題に関する発言の最中に標的とされ、首を撃たれて崩れ落ちる姿が目撃されている。
事件直後の映像には、屋上を逃走する人影が映っており、犯行が計画的な暗殺であった可能性が強まっている。ユタ州知事スペンサー・コックス氏は会見で「これは明らかに政治的暗殺であり、犯人を必ず裁き、必要であれば死刑に処す」と断言した。FBI長官カシュ・パテル氏も「標的を絞った攻撃」として捜査を続けている。

チャーリー・カーク氏はシカゴ郊外で育ち、18歳でTPUSAを創設。全米の大学キャンパスで「リベラル思想が支配する現状に挑む」運動を展開し、若者の間で保守思想を浸透させた。ラジオやテレビ、SNSでも影響力を拡大し、トランプ大統領の草の根支持基盤を築く上で欠かせない存在となった。特に2024年大統領選では、若年層のMAGA支持を組織化し、共和党の勝利に大きく貢献したとされる。
2年前、ターニング・ポイントUSA主催の若い女性向けのリーダーシップ会議イベントで、カーク氏は「我々は今、小さな狂信的集団に人質に取られている。普通の人々が彼らのルールに従わされている」と強調し、トランスジェンダー問題によって社会規範や言語が歪められている現状を痛烈に批判していた。
若き保守派の旗手は、文字通り「現実に立ち向かえ」という最後のメッセージを残し、非業の死を遂げた。全米に広がる悲嘆と怒りは、今後の政治情勢にも深刻な影響を及ぼすことは避けられない。

チャーリー・カーク氏、LGBTを批判「なぜ一人の人が何かで悩んでいるからといって、私たちの規範、言語、習慣を変えなければならないのか?」
At the @TPUSA Young Women’s Leadership Summit, @charliekirk11 questions why society has simply gone along with letting biological men compete in female sports:
“Why is it that we have to change our norms, our language, our customs, because one person is struggling with… pic.twitter.com/70eKe2WHNp
— The Post Millennial (@TPostMillennial) June 9, 2023

チャーリー・カーク氏「私たちは「現実の側」に立っている。1960年代のフェミニズムは、アレックスが見事に批判していたように、本来「女性の力」をめぐるものだった。
だが今や、合衆国最高裁判所の判事ケタンジ・ブラウン・ジャクソンが、現職の上院議員から「女性とは何か?」と問われたとき、答えることができなかった。彼女は「私は生物学者ではない」と言ったのだ。
女性とは何か、あるいは「女性」とは誰か、それすら答えられない最高裁判事。大きなチャンスだったはずだ。彼女は「議員、あなたはいま私を見ているのです」と言えばよかった。それなら瞬く間に拡散しただろう。だがそうはならなかった。彼女は完全にトランス思想にとらわれている。
見てわかるだろう。私たちは今、少数の狂気じみた人々に人質に取られているのだ。これが現実だ。まともで普通の人々が、彼らの作った「習慣」に従わされている。

証明してみせよう。これは本来、共感の問題ではない(私たちは誰しも共感を持つべきだ)。寛容の問題でもない(それは現代における偽りの異教の神にすぎない)。そうではない。本質は「社会を彼らに合わせて作り替えること」にある。
なぜ一人が何かに苦しんでいるからといって、私たちは社会規範や言葉や慣習を変えなければならないのか?
例えばトーマス――自分を女性だと思い込んでいる男――なぜ彼は女装して奇妙な薬を飲みながら、男性として185位に沈んでもよかったはずなのに、骨格も筋肉量も自分と同じ男性たちと競わなかったのか?なぜそうできなかったのか?答えは簡単だ。彼はインチキをしたからだ。勝利を盗んだからだ。そして私たちはそれを許した。私も含めて。
私たちは、力を持つ者が、同じ競技能力を持たない人々を食い物にすることを許してしまっている。スポーツにおいても、それ以外の場でも。そしてこの流れは、今後も続いてしまうのだ。

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