チャーリー・カーク氏暗殺 重要参考人が足を引きずり現場へ向かう映像 銃を隠していた疑い
9月12日
米メディアTMZは、保守派活動家チャーリー・カーク氏暗殺事件に関連し、重要参考人とされる人物の防犯カメラ映像を入手したと報じた。映像には武器を隠しながらユタ州オレムからユタバレー大学キャンパスに向かって歩く黒衣の男が映っており、背に荷物を背負っている様子も確認できる。
銃撃直前に撮影されたもので、当局の捜査に重要な手掛かりを与える可能性がある。男は不自然な足取りを見せており、銃器を隠して移動していたとの見方もあるが、現時点では「重要参考人」として扱われているに過ぎない。
一方、Dailymailによれば、ユタ・バレー大学のキャンパスでカーク氏を殺害した犯人の狙撃拠点が当局によって特定され、緊急捜索が続けられている。元FBI捜査官ジェームズ・ガリアーノ氏は「犯人は即座に逃走できる有利な場所を選んだようだ」と述べ、「屋根から降りると駐車場に直結しており、銃声から数分で車に乗り遠方に逃げられた可能性がある」と警告した。
捜索は夜通し続けられ、翌朝の記者会見で当局は銃撃に使われたとみられる武器を回収したと発表した。その銃は旧型のモーゼル.30-06、ボルトアクション式高出力ライフルで、近くの森林でタオルに包まれた状態で発見された。銃身には使用済み薬莢1つが残され、マガジンには未使用の弾丸が3発入っていたという。
さらに法執行機関の内部速報によれば、この弾薬にはトランスジェンダーや反ファシズムを示す彫刻が刻まれていたとされ、捜査は政治的動機の可能性にも広がりつつある。
カーク氏は講演中に狙撃され死亡し、その死は全米に衝撃を与えた。トランプ大統領は「世代を代表する自由の闘士を失った」と述べ、大統領自由勲章を死後追贈する意向を示した。今回の映像と武器回収の報道は、事件の全貌解明に向けて捜査が重大局面を迎えていることを示している。

TMZはチャーリー・カーク暗殺事件の関心人物の防犯カメラ映像を入手した。映像では、銃撃事件前にその男がキャンパスに向かって歩いているのが見える。男が足を引きずって歩いている理由は不明だが、銃を隠していたことと関係している可能性がある。
NEWS
TMZ has obtained a security camera video of the person of interest in the Charlie Kirk assassination.
In the video you can see the man walking towards the campus prior to the shooting. pic.twitter.com/4chQ8QNI0V
— Yashar Ali 🐘 (@yashar) September 11, 2025

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