カーク氏暗殺容疑で逮捕のタイラー・ロビンソン　ユタ州立大学の元学生　ユタ州の郡保安局に勤務の父親に自白

事件

2025/9/12

カーク氏暗殺容疑で逮捕のタイラー・ロビンソン　父親はユタ州の保安局勤務　母親は障害者支援会社勤務

Dailymailによると、チャーリー・カーク氏暗殺の容疑者として、ユタ州在住の22歳タイラー・ロビンソンが特定された。法執行機関の情報筋がデイリー・メール紙に明らかにしたところによれば、ロビンソン容疑者はユタ・バレー大学で行われた集会でカーク氏を射殺した疑いで拘束された。

同紙の報道によれば、ロビンソン容疑者はワシントン郡保安局に27年間勤務する父親マットに自白し、その後父親が当局に通報、息子を保護したうえで引き渡したという。母親のアンバー・ロビンソンは、障害者支援を行う「インターマウンテン・サポート・コーディネーション・サービス」に勤務しており、ユタ州と契約していることが確認されている。

チャーリー・カーク氏暗殺犯はタイラー・ロビンソン　米ユタ州在住の22歳　当局が身柄を拘束

チャーリー・カーク氏暗殺事件の犯人はタイラー・ロビンソン　ユタ州在住の22歳 Dailymail、peopleなど複数のメディアによれば、2025年9月10日、保守系活動家チャーリー・カーク氏（31...続きを読む

関係者によると、ロビンソンは奨学金を得てユタ州立大学に通っていた学生であり、家族のソーシャルメディアには弟2人とともに旅行を楽しむ姿や大学入学を祝う笑顔の写真が多く残されている。ロビンソン一家はユタ州ワシントンにある60万ドル相当の6ベッドルームの住宅に住んでおり、事件現場のオレムからは約260マイル離れている。

ロビンソン容疑者は木曜夜、ユタ州南部で午後11時頃に拘束された。当局は動機について依然として明らかにしておらず、記者会見では「有罪となれば死刑が科される可能性がある」と説明した。

今回の逮捕は、事件発生から1日半以上に及ぶ大規模な捜索の末に実現した。捜査当局は、銃撃後に建物の屋上から飛び降り、近隣の住宅街へ走り去る人物の監視映像を公開していた。その際、黒いTシャツに白頭鷲と星条旗が描かれた容姿の人物像も公開されており、容疑者特定の決め手となったとされる。