BBCと日本メディア 「極右」レッテルに批判殺到
ロンドン中心部で行われた大規模な反移民デモには、10数万人規模の市民が参加し、移民政策への不満と言論の自由を求める声が響き渡った。だが英国公共放送BBCは、この集会を「極右活動家トミー・ロビンソンが主催」と強調し、参加者全体を「極右」と括った。参加者の多くは普通の親や労働者、愛国的市民であり、BBCの一方的なレッテル貼りは不公平だとして反発が広がっている。
この報道姿勢は日本のオールドメディアも同様で、欧州や米国の保守派デモや集会を「極右」と連呼する一方で、左派勢力や急進的な運動には「極左」とは決して呼ばない。
BBCはこのカウンターデモを「人種差別に立ち向かえ」と正当化する始末。ダブルスタンダードに国民の不信は募り、ネット上では「これこそ偏向報道」「真実を伝える気がない」と批判が殺到している。公共放送を名乗りながら思想的に偏った報道を繰り返すメディアに対し、受信料拒否や不買運動を訴える声も高まりつつある。

BBCはトミー・ロビンソンのデモ行進を「極右」と呼んでいる。これは100万人の愛国者、親たち、そして英国を憂う市民たちだ。
我々の国の現状と自由な言論の欠如に抗議するために団結しているのだ。BBCよ、恥を知れ。受信料を払うな 🚫
The BBC already calling Tommy’s march ‘FAR RIGHT’
This is a million people, patriots, parents and concerned British Citizens.
Uniting together to protest the state of our country and the lack of Free Speech.
You should be ashamed of yourselves BBC
DON’T PAY THE LICENSE FEE 🚫 pic.twitter.com/mMAumTtVA6— Basil the Great (@Basil_TGMD) September 13, 2025

BBC:トップニュースのひとつです。こちらは今日ロンドンで行われているデモの様子です。映像はウォータールー橋付近のものです。
ここでは抗議者たちが集まっており、これは極右活動家スティーブン・ヤクシ・レノン、別名トミー・ロビンソンが主催する集会に先立って行われているものです。数万人規模が首都に集結していると報じられています。集まった人々の多くは、英国における移民の増加に抗議しています。
また、対抗デモの生中継映像もお見せします。こちらは「Stand Up to Racism(人種差別に立ち向かえ)」が主催する集会です。

イギリス・ロンドンで極右活動家が主催する大規模な集会が行われ、11万人以上が参加し反移民などを訴えました。記者「ロンドン中心部で極右が主導するデモが行われています。
反ムスリム・反移民を訴える多くの人々がイギリスのユニオンジャックの旗やイングランドをあらわす旗を掲げています」13日、ロンドン中心部で行われた集会は「イギリスの遺産と文化、言論の自由を守る」として極右の活動家、トミー・ロビンソン氏が呼びかけたものです。地元メディアは、参加者は11万人から15万人にのぼり、「ここ数十年で最大の民族主義的な集会とみられる」としています(TBS)
英ロンドンで13日、極右活動家トミー・ロビンソン氏(42)が呼び掛けた反イスラム・反移民デモ「ユナイト・ザ・キングダム(王国を一つに)」が行われた。警察は11万~15万人が参加した大規模なデモで、暴力行為などにより25人の身柄を拘束したと発表した(時事通信)

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