カーク氏の暗殺犯は、FBIが公開した写真の自分の姿を「瓜二つの別人」だと、仲間に冗談交じりに語っていたと判明
People、Businessinsider、NYPなどによると、チャーリー・カーク氏の暗殺犯はロビンソンはFBIが公開した似顔写真を見て、Discordチャットで「自分と似ている別人(ドッペルゲンガー)が犯人」と冗談を言い、自分自身の関与を否定・揶揄するような発言をしていたことが判明した。
アメリカの保守派活動家チャーリー・カーク氏(Turning Point USA共同創設者)がユタ州立大学で演説中、銃撃され死亡した事件で、22歳のタイラー・ロビンソンがその容疑者として逮捕された。
事件後、FBIはロビンソンに似ている人物が写っている監視映像を「重要参考人(person of interest)」として公開。これを受けて、ロビンソンは、Discord上の約20人参加のチャットグループで「そのFBI写真の人物は自分の“ドッペルゲンガー”だ。僕はやってない」という趣旨の冗談を交わしていたとされる。

具体的には、あるチャット参加者がFBI画像を共有し、「‘wya’ (‘where you at?’)」(“どこにいる?”)などの言葉とともにロビンソンをタグ付けする投稿を行った。ロビンソンはそれに対し、見た目が似ている別人が自分をはめようとしている、とすぐさま返答。また、「 manifesto(マニフェスト)とライフルを持ってるという“複製”がある」「その銃を処分しなきゃ」などといった言葉も冗談まじりにやり取りされていたという。
チャーリー・カーク氏は、同大学での集会“American Comeback Tour”の演説中に首を撃たれ死亡。使用されたとされる武器は、.30-06口径のマウザー(Mauser)のボルトアクションライフルで、発射された薬莢(だっきょう)には反ファシスト(anti-fascist)を示す刻印があったと報じられている。
ロビンソンは、事件後33時間の追跡の末、家族とユース・ミニスター(青年指導者)の説得を受けて自首した。  政府当局は、彼はまだ捜査に対して全面的には協力しておらず、自身の関与を認めていないとの見方を示している。 

参考記事


(画像:NYP)


