カーク氏暗殺 銃撃直前の不自然な質問と第三者関与の疑念
9月15日
ユタ・バレー大学での講演中に銃撃を受け、保守系論客チャーリー・カーク氏が暗殺された事件をめぐり、現場での不可解なやり取りが注目されている。
事件直前、聴衆の一人が「大量銃撃事件の加害者にトランスジェンダーが多いのはなぜか」と質問を投げかけた。カーク氏は日頃からジェンダー政策やトランス問題を批判しており、この種の質問を受けることは珍しくなかった。
しかし、この日はその問いに答え始めた直後に銃声が響き、狙撃が実行された。タイミングの符合から「単なる偶然ではないのではないか」との見方が広がっている。
一部では、質問者が犯行に関与していた可能性も指摘されている。容疑者タイラー・ロビンソンは狙撃地点で待機していたとされ、聴衆の質問が「合図」あるいは「時間稼ぎ」だったのではないかという疑念だ。もし事実であれば、事件は単独犯行ではなく、第三者が共犯として関わっていた可能性が浮上する。
FBIのダン・ボンジーノ副長官はFOXニュースで「現時点で質問者と銃撃の関連を断定できない」としつつも、「あらゆる可能性を徹底的に調べる」と強調した。仮に協力者がいたなら、支援や教唆を行った者も厳しく追及されることになる。
銃撃直前の不自然な質問は、単なる偶然なのか、それとも犯行に結びついた布石なのか。FBIは「一つ残らず徹底的に洗い出す」として捜査を進めており、第三者関与の有無が今後の最大の焦点となっている。
「一つ残らず徹底的に調べ上げるつもりだ。」
ダン・ボンジーノ副長官がFOXニュースのビル・ヘマーに対し、チャーリー・カーク氏暗殺事件で容疑者が誰かに支援や教唆を受けた可能性があるのかどうかを語った。
“There’s not going to be a stone left unturned.”@FBIDDBongino tells FOX News’ @BillHemmer whether there’s any possibility the alleged suspect was aided and abetted by anyone in the assassination of Charlie Kirk. pic.twitter.com/82iavV8BvP
— Fox News (@FoxNews) September 15, 2025
ビル・ヘマー:「大量銃撃犯やトランスによる殺人について質問していた人物と、この銃撃との間に何らかのつながりがあったのでしょうか?それとも、あの一発が放たれたのはただ驚くべき偶然だったのでしょうか?」
ダン・ボンジーノFBI副長官:「その点については現在捜査中だ。現時点でつながりがあったのかどうかを断定的に言うことはできない。チャーリーはこの問題について発言してきた人物であり、強い影響力を持っていた。だからこの種の質問を受けること自体は珍しくなかった。しかし我々はそこに潜在的な関連があるかどうか、徹底的に調べている。」
ビル・ヘマー:「あなたの答えから結論を導くつもりはないが、つまり可能性があると言っているように聞こえる。そういう理解でいいのか?」
ボンジーノ:「我々はすべてを調べている、ビル。もし誰かが関与し、支援や教唆を行っていたなら、一つ残らず明らかにする。これ以上強くは言えないほどの決意だ。FBIの持てる資源すべてをこの捜査に投入している」