トランプ政権、カーク氏暗殺受け左翼テロ根絶を誓う
ホワイトハウスのスティーブン・ミラー副大統領補佐官は16日、J・D・ヴァンス副大統領が司会を務める特別番組「チャーリー・カーク・ショー」に出演し、チャーリー・カーク氏暗殺事件への怒りを米国内の左翼テロネットワーク壊滅に向けると表明した。ミラー氏はヴァンス氏と共に、故カーク氏との親交を振り返りつつ、保守派を狙った暴力に終止符を打つ政権の決意を強調した。
カーク氏(31)はユタバレー大学での講演中に暗殺され、容疑者は22歳の左翼過激派タイラー・ロビンソンと特定された。捜査当局によれば、ロビンソンは薬莢にアンティファやトランスジェンダー関連のスローガンを刻んでおり、33時間に及ぶ追跡の末に逮捕された。さらに、彼が性転換手続き中の男性ランス・トゥイッグスと同居していたことが判明している。
一部報道では、トランス支持者の中に計画を事前に把握していた者が存在した可能性や、犯行後に暗殺を称賛する動きがあったことも指摘されている。政権はこうした背景を踏まえ、左派過激派組織への徹底的な取り締まりを進める構えを鮮明にしている。
スティーブン・ミラー:「私たちは、この暗殺に至らせた組織的なキャンペーンに対するすべての怒りを注ぎ、それらのテロリスト網を根絶し、解体するために動く。これは巨大な国内テロ運動だ。神を証人として誓うが、司法省、国土安全保障省、そして政府全体が持つあらゆる資源を用いて、これらのネットワークを特定し、攪乱し、解体し、破壊する。必ず実行する。私たちはチャーリーの名のもとにそれを行う。」
Stephen Miller: “We are going to channel all the anger we have over the organized campaign to led to this assassination to uproot and dismantle these terrorist networks … The organized doxxing campaigns. The organized riots. The organized street violence. The organized of… pic.twitter.com/XGtVUlWeac
— Aaron Rupar (@atrupar) September 15, 2025
「今、私がどんな感情を抱いているか、みんな言うように答えはだいたい分かるはずだ。信じられないほどの悲しみがある一方で、猛烈な怒りもある。怒りというのは、焦点の定まらない怒りや盲目的な憤怒では生産的ではない。しかし、焦点を絞った、正義のために向けられた怒りは、人類史における最も重要な変化の原動力の一つだ。そして我々は、この暗殺に至らせた組織的なキャンペーンに対する全ての怒りを注ぎ込み、これらのテロリストネットワークを根絶し、解体するために活用するつもりだ。
それが何を意味するのか、少し説明させてほしい。組織的なドキシング(個人情報公開)キャンペーン、組織的な暴動、組織的な街頭暴力、人間性を奪う中傷や悪罵、住所の暴露――そしてそれに結びつく、実際に暴力を実行し助長する組織的セルを扇動するよう設計されたメッセージングがある。これは大規模な国内テロ運動だ。
神を証人として、我々は司法省、国土安全保障省、そして政府全体が持つあらゆる資源を用いて、これらのネットワークを特定し、攪乱し、解体し、破壊し、アメリカを再び国民にとって安全な場所にする。これは実現するだろうし、我々はチャーリーの名の下にそれを行う。」