小林鷹之氏、自民党総裁選に出馬表明 「日本を再び世界の頂点に」もネットは冷ややか
9月16日
自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は16日、記者会見を開き、総裁選(22日告示、10月4日投開票)への出馬を表明した。小林氏は、国が進めてきた太陽光発電の導入について「限界が来ている」「サプライチェーンが特定国に依存しリスクだ」と指摘し、「国として推進する姿勢はやめるべきだ」と見直しを訴えた。
さらに小林氏は「力強く成長する日本」「自らの手で守り抜く日本」「結束する日本」という3つの未来像を提示。「子供の頃、日本は“ジャパンズ・ナンバーワン”と呼ばれ誇らしかった。だが今や中国や新興国に追い抜かれている。再びテクノロジー大国として世界の頂点に押し上げたい」と強調した。その上で、AI、量子、宇宙といった戦略産業への大胆な投資や地方人材の活用を掲げ、「地方への投資は雇用と賃金を増やし、先端技術は外交上のカードになる」と述べた。
しかしネット上では冷ややかな声が相次いだ。「選挙のたびに良いことしか言わない」「こういう時だけ保守顔をするな」「新興国に抜かれたのは自民党の責任だ」「総理になったらどうせ手のひら返し」「自民党は公約を守らないと石破も言っていた」といった批判が噴出。小林氏の力強い決意表明とは裏腹に、有権者の不信感の根深さが浮き彫りになった。

小林鷹之氏:ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われていた日本が今、新興国にさえ抜かれていく。私はもう一度日本をテクノロジー大国に押し上げる。その為に国が支援し投資していく。
【小林鷹之氏 出馬会見】
ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われていた日本が今、新興国にさえ抜かれていく。
私はもう一度日本をテクノロジー大国に押し上げる。
その為に国が支援し投資していく。
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自民党さん。… pic.twitter.com/O21b96Qjri— 雨さん (@Oo2Js2SKwp1209) September 16, 2025

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