米軍、ベネズエラの麻薬密輸船を再び攻撃
米軍は大統領の命令に基づき、南方軍の管轄区域において、ベネズエラの麻薬カルテルが関与する密輸船を標的とした2度目のキネティック攻撃を実施した。米政府によれば、この船は公海上で違法薬物を米国へ輸送していた最中であり、搭載物は「アメリカ人を死に至らしめる致死的な毒物」と表現された。
作戦の結果、麻薬テロリストと断定された男3人が戦死し、米軍側に被害は出ていない。大統領は声明で「もしアメリカ人を殺す薬物を運ぶなら、我々はお前たちを狩る。カルテルの違法行為は何十年も米社会に壊滅的な結果をもたらし、数百万人の市民を死に追いやってきた。もはや許さない」と強調した。
米国は長年、中南米からの麻薬流入を深刻な脅威と位置付けてきたが、今回の攻撃は従来の取締りや摘発を超え、軍事力を行使する姿勢を鮮明にしたものといえる。特にベネズエラからの密輸は国境を越えて米国内の中毒や犯罪を拡大させており、国家安全保障と外交政策上の重大問題とされる。
今回の空爆は、麻薬カルテルを「テロリスト」と明確に位置づけ、軍事的手段で抑止する方針の表れでもある。米政権は今後も武力を辞さない構えを示し、カルテルや背後の勢力に対して強い警告を発した。
🚨 BREAKING: The U.S. military has struck another Venezuelan drug boat. pic.twitter.com/susKQq50Vf
— Breaking911 (@Breaking911) September 15, 2025
「本日朝、私の指示により、米軍は南米方面司令部の管轄内において、確認された極めて暴力的な麻薬密輸カルテルおよび麻薬テロリストに対し、2回目となるキネティック攻撃(武力攻撃)を実施した。攻撃は、これらのベネズエラ出身と確認された麻薬テロリストが公海上で違法薬物を米国向けに輸送していた最中に行われた。
これらの極めて暴力的な麻薬密輸カルテルは、米国の国家安全保障、外交政策、そして重要な米国の利益に対して脅威を与えている。攻撃の結果、男性のテロリスト3名が戦死した。米軍に人的被害はなかった。警告する — アメリカ人を死に至らしめる薬物を運んでいる者たちよ、我々はお前たちを狩っている! これらカルテルによる違法活動は何十年にもわたりアメリカの地域社会に壊滅的な影響を及ぼし、数百万人のアメリカ市民を殺してきた。もはやそれは許されない。」