コメ価格、再び高騰 備蓄米効果は3か月で息切れ 新米流通も「5キロ4000円」突破
コメの販売価格が再び高騰し、5キロあたり4000円を突破している。政府の備蓄米放出で一時は3500円台に落ち着いたものの、その効果はわずか3か月で息切れした。新米の流通が進んだ9月上旬からは再び上昇基調に入り、消費者からは悲鳴が上がっている。
埼玉県草加市のスーパーでは、新潟県産「つきあかり」(5キロ税込5182円)が山積みされ、来店客から「高すぎて手が出ない」との声が聞かれた。仕入れ価格は例年より約5割高く、販売価格は2割程度に抑えているものの、家計負担は増している。農水省によると、全国平均価格は5月に過去最高の4285円を記録。その後7月に3500円台へ下がったが、新米が出回った今月再び4000円を突破した。
背景には、JAによる集荷競争の過熱がある。農家に支払う「概算金」を引き上げ、追加払いまで行う動きが広がり、結果として価格高騰を招いた。JA全農にいがたはコシヒカリ(玄米60キロ)の概算金を3万円と設定し、前年から1万3000円上昇する過去最高額となった。農水省の調査でも、概算金は昨年より3~7割高い水準にある。
一方、農水省は25年産の主食用米について、生産量が需要を最大48万トン上回ると見込む。民間在庫は2002年の水準に匹敵する198万~229万トンに達すると予想されるが、猛暑による収穫減が懸念され、卸業者は「在庫確保が優先」と悲鳴を上げる。農業経済学者は「米価下落の時期は予測困難」と指摘し、市場の混乱が続いている。(引用:読売新聞)
ネットの声
・進次、出番だぞ!米担当大臣、総裁選に出てる場合じゃない
・結局進次郎は何もできなかったな
・無能自民党が引き起こした結果だろこれ
・備蓄米の効果が3か月しか持たないってお粗末すぎる
・庶民の必需品をここまで高騰させる政治は異常
・集荷競争とか利権のせいで国民生活が犠牲に
・猛暑のせいにしてるが、政策対応が遅すぎる
・農家も苦しいのは分かるが、消費者が完全に置き去り
・無駄な太陽光より米を優先して支援すべき
・このままじゃ米離れが本格化するぞ

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