明らかに異常 参院選最中「ロシアの工作ボット」と投稿したnoteを、国会議員らが一斉に即引用ポスト
自民党総裁選を巡り、小泉進次郎陣営がネット工作に関与したのではないかとの文春報道は、大きな波紋を広げている。前デジタル大臣で党広報本部のネットメディア局長を務める牧島かれん氏の事務所が、デジタル技術を駆使して世論操作を行った可能性が指摘されているのだ。もし事実ならば、透明性が生命線であるはずの総裁選を根底から揺るがす前代未聞の不祥事である。
一方で、今回の疑惑は自民党が過去に他党へ向けて行ったレッテル貼りと奇妙な符合を見せる。昨年の参院選時には、玉木雄一郎氏や小泉進次郎氏を含む複数の現職議員が、根拠の乏しい「参政党はロシアのボットに支えられている」との記事を一斉に拡散した。証拠も示さず、国民の声を「外国勢力の手先」と決めつけるその姿勢は、まさに権力による言論封殺にほかならない。
今回の進次郎陣営を巡るステマ疑惑と、過去の「ロシア疑惑」拡散は根を同じくしている。自らに不利な言論は「偽情報」と決めつけ排除し、逆に自分たちの政治的利益に資する情報は、事実か否かを問わず大規模に流布する。これは健全な民主主義の基盤である「自由な言論空間」を破壊する行為であり、結果として国民の政治への信頼を失わせる。
今必要なのは、透明性と説明責任である。進次郎陣営は速やかに事実関係を明らかにすべきであり、同時に、与党による言論統制や情報操作の実態を徹底的に検証することが求められる。民主主義は多様な言論の自由を前提としており、それを弾圧する権力の横暴は断じて許されない。

ねずみチャンネル氏「何が誤情報なのか言ってほしいんですよ。っていうか、誤情報っていうと、自民党の方が誤情報流してませんかねっていうことが言われてて。まあ、例えばこちらなんですよね。
アメリカ民主党がトランプにロシア疑惑を吹っかけたように、参政党に対してロシア疑惑を吹っかけている現職議員一覧、玉木雄一郎、細野豪志、エリアルフィア、小泉進次郎、平将明、河野太郎、三原淳子、片山さつき、小野寺っていうことなんですが、これは先の参院選の最中に突然国会議員が「SNSはロシアの工作ボットに支えられている」と投稿しだした件なんです。
玉木雄一郎さん、片山さつきさん、小野寺さん、エリアルフィアさんらが7月15日に一斉に記事URLを投稿してるんですよ。しかもこの記事を書いたのは山本一郎という人で、投稿は記事が公開されてからわずか数時間後。同じようにURLを貼って投稿してるんです。
リツイートではなく、全員同じ方法で。まるで「URLを貼って投稿せよ」と指示があったかのように見えるんですよね。しかもヤフーニュースとかならまだ分かりますが、山本一郎のnoteですよ。全員が愛読しているとは到底思えない。

そして肝心の中身なんですが、証拠も理由も根拠もない。「日本政府批判しているアカウントがある、それはロシアのボットだ、参政党を支えている」という主張なんですが、何の裏付けもない。
普通の国民が日本を憂えて発信している可能性もあるのに、どうしてそれをロシアのボットと断定できるのか。ここが全く示されていないんですよ。これではただの陰謀論と変わらない。
しかも記事の最後には「調査手法に関するお問い合わせにはお答えできません」と書かれている。根拠がないことを自覚していて、逃げ道を用意しているように見えるんです。まともな根拠があるなら示せばいいのに、それができていない。そんな記事をなぜ国会議員が価値あるものとして拡散するのか、不思議で仕方ないんですよ。
これこそ「誤情報」と呼ばれても仕方ないレベルだと思います。だって根拠が全く書かれていないんですから。この記事を投稿した議員たちには、なぜこの記事に信頼性を感じたのか、説明責任があるはずです」

🚨自民党広報(部長はキャロット平井)がSNSの「誤情報」に対して法的措置も辞さないと国民を脅迫したことで話題になっているが、参院選中に『ロシアbot疑惑』という、ブログだけをソースにした完全な“誤情報”を一斉に拡散して一般人アカウントを一斉凍結させる旗役となった犬笛議員たちは処分無しか⁉️ pic.twitter.com/BgHrmGQ6V8
— ポッピンココ (@Coco2Poppin) September 23, 2025
ポッピンココ (@Coco2Poppin)氏のポストより

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