マクロン崩壊！組閣後たったの14時間で内閣総辞職　ルコルニュ首相が辞表

マクロン崩壊！組閣後たったの14時間で内閣総辞職　ルコルニュ首相が辞表

フランスのセバスチャン・ルコルニュ首相が辞任し、マクロン大統領がこれを受理した。

ルコルニュ氏の首相在任期間は1か月にも満たなかった。

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フランスで5日に発足したばかりのルコルニュ内閣が、わずか14時間で総辞職した。ルコルニュ首相はエマニュエル・マクロン大統領の信任を得て新内閣を組閣したが、連立与党内の不満が噴出し、主要閣僚の一部が早くも離反。さらに社会党や緑の党が連立参加を拒否したため、政権基盤が崩壊した。

背景には、6月の総選挙で与党「再生」が過半数を失い、マクロン大統領が極右・極左双方からの圧力に挟まれるという政治的行き詰まりがある。ルコルニュ氏は国防相として経験豊富だったが、政治的調整力に欠けるとの批判も多く、わずか半日で辞表を提出。

マクロン大統領はこれを受理し、再び後任首相の選定に入った。仏メディアは「第五共和制史上最短の内閣」と報じ、マクロン政権の求心力低下を象徴する出来事と位置付けている。野党からは「マクロン大統領の権威は完全に失墜した」との声が上がり、フランス政治は混迷を深めている。（ロイター、Wapo）

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