岸田派内紛と小泉陣営の迷走が高市勝利を後押し 須田慎一郎氏が分析
4日に行われた自民党総裁選で高市早苗氏が小泉進次郎を破った背景について、ジャーナリストの須田慎一郎氏は5日ニューソク通信の中で「岸田派の内紛が決定打になった」と分析した。
須田氏によれば、林芳正陣営内部では決選投票直前、「党員票でトップを取った候補に投票せよ」という指示が出ていたという。党員票でトップに立ったのは高市氏であり、この方針により林陣営の多くが進次郎ではなく高市氏に流れ、勝敗が決したとみられる。
須田氏はさらに、林陣営が進次郎を支持しなかった背景には、岸田派内部の激しい主導権争いがあると指摘した。小泉氏の後ろ盾は岸田文雄前首相だが、林氏の背後には「宏池会の真のオーナーは岸田ではない」と主張する古賀誠元幹事長が存在するという。
古賀氏と岸田氏の関係は極めて悪く、派閥の代替わりをめぐる確執が続いていた。須田氏は「古賀氏は岸田を引きずり下ろす意図で、あえて高市支持の指示を出した」と語る。
高市氏と林氏は政策や外交姿勢が大きく異なるが、それでも林陣営が高市氏支持に回ったのは、岸田派の主導権を奪還するための策略だったとされる。この“岸田派内ゲバ”が、高市氏の勝利を後押ししたというのが須田氏の見立てである。
一方、進次郎陣営も深刻な迷走に陥っていたという。須田氏は「小泉陣営は船頭が多すぎて統制が取れていなかった」と指摘する。進次郎を支えていたのは、岸田政権で官房副長官を務め「岸田の右腕」と言われた木原誠二氏と、野心満々の斎藤健元経済産業大臣の2人だった。
この二人が陣営の裏側を牛耳り、進次郎は“操り人形”と揶揄されるほどだったという。陣営内部からも「木原氏の強権主義はあまりに強すぎる」との不満が噴出し、支持離れの一因となったとされる。高知会(宏池会)の関係者の間でも「なぜ木原氏の跳梁跋扈を許しているのか」「林氏ではなく木原氏が後目を狙っているのではないか」という疑念が広がっていた。
さらに、岸田氏自身も林氏を心底信頼していなかったと須田氏は見る。岸田氏は林氏を重用せず、右腕の木原氏にばかり依存する構図を続けたため、岸田派内の不満と分裂は決定的となった。
この岸田派の深刻な内紛と、小泉陣営の統制不在、そして木原氏への嫌悪が、結果として高市氏への支持に転化し、勝利の流れを決定づけた格好だ。須田氏は「今回の総裁選は岸田派の内ゲバが露呈し、それが高市勝利の最大要因となった」と結論づけている。
ネットの声
木原は本当に調子に乗り過ぎ。ここいらで潰しておいた方が日本の為に良い。でなければ後々の禍根になる。
進次郎はもう政治家を辞めた方が良い。
木原誠二ほど怪しい議員いないんだけど
どう考えても小泉さんには総理は無理だと思います。小泉さんを推している人達は、もちろんわかっていて小泉さんを利用するつもりで推している。あまりに悪どいです。
高市さんでもダメだったら自民党は本当の意味で終わるだろうね。もう人材が誰もいないから。
高市さんには岩屋をまず更迭してほしい。三原順子や今井絵理子みたいなのもなんとかしてほしい。それと公明とは手をきってほしいね。
小泉は議員やめるべき!!!!!総理に一生なれない。ならなくてよし!!
内閣で小泉の顔はみたくないですね。
岸田も詰まれた、菅義偉は引退、平将明は落選、おまけに三原じゅんこも落選(笑)
156票が小泉氏に入りました。入れた国会議員は誰なんでしょうか。一覧表がやがて出回りますよね。日本はもう後がないというのに、国民の意識と乖離した議員は誰と誰なんでしょうか。
岸田石破小泉は人として信用できませんね、まさに外道達だ。