玉木雄一郎代表、立民と決別 「共産に配慮した10年が日本政治を停滞させた」
自公連立解消を受け、立憲民主党が国民民主党に接近する動きを見せる中、玉木雄一郎代表は12日、旧民主党との決別を改めて強調した。「榛葉幹事長が私たちの思いを端的に語っています」と述べた上で、旧民主党の問題は政権を握った3年3ヶ月ではなく、「下野後の10年以上にある」と指摘した。
玉木氏は、民主党政権崩壊後の野党が、反省や政策更新を怠り、「選挙共闘」に固執するあまり共産党などに配慮して安全保障・エネルギー政策を曖昧にしたと批判。「その結果、健全な二大政党制を葬り去った」と語った。国民民主党はそうした過去を断ち切るために2020年に「解党」し、現実的で責任ある野党として再出発したと強調した。

さらに玉木氏は、「今さら曖昧な理想論には戻れない。安全保障とエネルギーの現実を直視することこそ、政治の責任だ」と述べ、立憲民主党との連携に否定的な姿勢を示した。「国民民主党はこれからも日本の政治をアップデートする原動力になりたい」と訴え、現実路線の維持を明言した。
榛葉賀津也幹事長は次のように述べている。「我々は政権を経験し、安全保障やエネルギーの重要性を理解した。しかし野党になった途端、それを捨て左傾化した。3年3ヶ月は何だったのか。それが耐えられないから国民民主党に残った」
榛葉幹事長
『我々は民主党で一度政権を取り、安全保障やエネルギーといった与党が共有しなければならないベースをしっかり感じたはず。しかし野党になったらそれを全てかなぐり捨てて批判し、更に左傾化していった。何の為の3年3ヶ月だったのか。我々はそれが耐えられないので国民民主党に残ってる』 pic.twitter.com/ErS5mfa6Mm— ひこ (@UmQ7ZkNooT9Tzil) July 17, 2024

ネットの声
この言葉どおり、基本政策の変更に後ろ向きな立憲を中心とする野党連立政権とは距離を置き、安全保障政策やエネルギー政策、憲法改正、減税などの政策で親和性が高い、高市自民党との連携を探ってください。期待しています。
玉木さんを。民主党からまたうさんくさい奴が出てきたのか、と思いながら見てみると「対決より解決」が民主党的な「対案なき対決」のアンチテーゼなことは明らかでした。話もすごく分かりやすく、こんな政治家がいたんだと驚いたものです。
エネルギーに至ってはGTP-5で一国家と並ぶ電力消費量みたいです。企業がデータセンターの運営の為原子力発電を開発研究する時代、エネルギーについても手を取り合う政党と進めて欲しいと思います。
玉木さん、榛葉さんが真っ当な野党でいてくれて良かったです。国民民主も巻き込まれて大変でしょうが、ここははっきりと首班指名は「高市早苗」と言い切ってください。連合は騒ぐことを除き、国民民主にとってポジティブな影響しかないですよ。御二方の英断を国民は待っております。
自民党にも問題点は多々あるけれども、手当たり次第に自民党への不信感を煽っても、野党への信頼は少しも高まらない。この10年間が証明しています。自民党に不満があるからこそ、三日天下で終わる数合わせの政権交代などやって欲しくないのです。
野田、安住があまりにも軽すぎる。今が政権交代のチャンスというが、自民が選挙で惨敗した後、いくらでも内閣不信任を出す機会はあり、さらに進次郎が総裁になってたら自民と連立もあり得た。この一週間で安保や原発の路線を変えると言うかもしれないが、それは必ず反故にされるだろう。
野党がアップデートできなかったのは自民党を落としたい時に選べるのが立民しかないという現在の選挙制度にあるのではないでしょうか。
これだけの高市ブームの風を読み違えて忌み嫌われている公明に擦り寄り総理発言6連発して自爆しただけです。
立憲は政府批判ばかりで更に国民の疲弊した気持ちを全く汲み取らず増税、緊縮財政まっしぐら、全く政策が異なる国民民主党に連立打診と節操が無さすぎる。
復縁を迫る立憲ですが、ぜんぜん未練ないですし、根本が治ってないどころか、むしろ維新くんでもいいとか意味わかんなすぎてヤバいし、無理なものは無理。

参考記事

