自・維の比例定数削減は、新興政党潰しと判明 衆院比例50減なら参政や保守は1議席に
自民党と日本維新の会の連立協議を巡り、維新が求めている国会議員の定数削減について衆議院の比例代表を対象とすることで調整していることが判明した。
維新関係者によると、衆議院の比例代表を削減の対象にすることで調整していて、自民党執行部は受け入れる方針を示している。(ANN)
維新要求の議員定数削減、衆院比例50減なら参政や保守は1議席にhttps://t.co/td57O80N5M
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 17, 2025
これに対し、参政党の安藤裕参院議員は自身のXで次のように批判した。「今日、維新と自民党が国会議員の定数削減で合意した件は、一見“身を切る改革”のように見えますが、実際に守られるのは小選挙区で強い既存政党です。小選挙区で勝てる体力のある自民、立憲、維新のような政党は影響を受けません。しかし、我々のように比例代表でしか議席を得られない新しい勢力は、ことごとく潰される構造になるんです」
さらに安藤氏は、「比例代表の削減は国会から多様な声を排除し、政治の新陳代謝を止める。これでは国民が新しい選択肢を育てる機会が奪われ、既存勢力が永遠に政権を握る仕組みになる」と強調。「自民党と維新による比例削減の合意は、“改革”の名を借りた振興勢力潰しにほかならない」と強い言葉で批判した。
ネットの声
完全な欺瞞だった。比例削減は改革じゃなくて独占化。既存勢力が守られるだけだ。
維新が言う「身を切る改革」は新党を切り捨てる改革になってる。
これは自民と維新が画策した保守振興政党潰しだ。
少数政党にとって比例代表こそ少数派の命綱。それを切るのは民主主義の否定。
維新のやり方がまるで巨大政党の補完勢力みたいになってきた。
「自民・維新・立憲」体制が固まれば、国民の選択肢はなくなる。
これが本当に“改革”なら、誰のための改革かを説明すべき。
比例減らす前にまず国会議員の報酬と特権を削れよ。
これじゃあ新しい政党は永遠に国会に入れなくなる。
維新が国民ではなく自民を助けている構図が鮮明になった。