日本保守党・参政党が比例削減に猛反発 「新興勢力を潰す策謀だ」維新・自民の議員定数削減に異議
10月18日
日本維新の会が自民党に突きつけた「国会議員の定数削減」要求について、日本保守党と参政党が相次いで反対の立場を表明した。両党は、比例代表の削減が新興勢力の国政進出を阻む「不公正な制度改悪」だと強く批判している。
参政党の神谷宗幣代表は「中選挙区制度にしての定数削減には賛成できるが、現行制度で比例を減らすのは猛烈に反対だ。新興政党が戦えなくなる」と指摘。小選挙区中心の制度では地域の多様な声が反映されず、政治が既成政党中心になると懸念を示した。
日本保守党の有本香氏も「欧州諸国に比べて日本の議員定数はもともと少ない。削減すれば地方の声が届きにくくなる」と述べ、「比例を減らせば、昨年日本保守党が実現したような新勢力の国政入りはほぼ不可能になる。大改悪だ」と強調した。
島田洋一氏は「自民・維新による比例削減合意は党利党略の典型」と断じ、「大阪で全勝する維新は小選挙区削減に反対するはず。新興勢力潰しの策略に他ならない」と痛烈に批判。さらに「“身を切る改革”を言うなら、中国による日本の植民地化を止める政策を合意すべき」と皮肉った。
百田尚樹代表も「議員歳費を半分にしたらいい」と発言し、政治改革の方向性が「数の削減ではなくコストの見直し」にあると訴えた。

私は何年も前から、議員定数削減の話が出るたび、日本の議員定数は欧州諸国より格段に少ない、削れば地方の声が一層届きにくくなる、と猛反対してきた。加えて、比例の定数を減らすなら、昨年、#日本保守党 が達成したような、新興勢力の衆院選での永田町入り、国政政党化はほぼ不可能となる。大改悪。 https://t.co/zGyJoFi6N7
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) October 17, 2025
中選挙区制度にしての定数削減は賛成できますが、現行制度で比例の人数を削減するのは猛烈に反対です。
新興政党が衆議院議員選挙で戦えなくなりますから。 https://t.co/1VpBEMZLqU— 神谷宗幣【参政党】 (@jinkamiya) October 17, 2025

ネットの声
比例削減は新興政党の排除策にしか見えん。
維新も自民も「身を切る改革」を都合よく使ってます。
新興政党には大きな痛手です。日本保守党、参政党などは戦えなくなる。
定数削減よりも、期数制限や年数制限をすべきだし、なんなら国会開会中のみの日給にすべき。
数を維持するなら報酬は半減。
比例復活を無しとする、だけでいいのでは。予算についても同様で枠を埋めるとを目的にしなくて良い。
どさくさに紛れて、色々勝手に決めようとしてます
もう既得権益を持ってる既存政党しか得しないシステムになってます。
なぜ報酬削減でなくいきなり定数削減に飛ぶのか分からない。
名前も書いて貰えないような議員を比例で復活させて国民に何の利益が?数が少ないから声が届けられないは、議員の努力不足。

参考記事

