「維新の閣外協力で一気に政局不安定」 定数削減が公明・少数政党に直撃
ジャーナリストの門田隆将氏は自身のYouTubeチャンネルで、自民党と日本維新の会の連立交渉を巡り、維新が閣外協力を申し出たことについて「一気に政局、政権が不安定になった」と述べた。門田氏はまず、憲法66条3項を引き合いに「内閣は行政権の行使について国会に連帯して責任を負う。
だが閣外協力は内閣の一員ではないため責任を負わない」と説明。つまり維新は高市政権に協力しつつも、野党の法案に賛成する自由を確保する立場だとし、「これはすごいことだ」と評した。維新は自民に協力しながらも、場合によっては野党側にも回る可能性があると指摘した。
さらに門田氏は、維新が求める「議員定数削減」が最大の焦点だと強調。特に比例代表の削減は公明党に最も大きな打撃を与え、少数政党にも深刻な影響を及ぼすと述べた。そのため公明党などが強く反発し、内閣不信任案が提出される可能性もあると分析した。

一方で、国民民主党の玉木代表は定数削減に賛成の意向を示しており、「自民196、維新35、国民民主27で合計258。過半数233を上回り、法案は成立可能だ」と指摘した。だが、103万円の壁撤廃やガソリン暫定税率廃止などで財務省の抵抗が強まれば、国民民主や維新が離反し、政権が揺らぐ恐れがあると警鐘を鳴らした。門田氏は「高市総裁は閣内入りを粘り強く説得しているが、21日まで予断を許さない」と結んだ。
国民民主の足立康史氏も「「閣外協力」とは、内閣の責任を負わないということたとえば、国民民主党と公明党が中心になってまとめた企業・団体献金の受け手規制法案を、野党が共同で提出した場合を考えてみましょう。自民党が反対しても、維新は賛成することができる立場なのです。なぜなら、閣外協力にとどまる限り、内閣の一員としての統一責任を負っていないからです」と述べ、維新が責任を負わないことについて説明した。

ネットの声
維新と自民の謀略バレたな。これ高市不信任案あるぞ、マジで。
維新の甘い話に乗った自民、完全に墓穴掘ったな…。
定数削減って結局大政党が得するだけじゃん。中小政党の声が消える。
参政、保守、公明、れいわ、みらい、全部反対に回るでしょこれ。
維新の「閣外協力」って都合よすぎ。どっちにも付ける逃げポジだよね。
高市さん、なんでこんな条件飲んだんだろ…。信頼関係ボロボロになるよ。
定数削減=民意削減。これ政治の私物化以外の何でもない。
この流れ、不信任案マジで現実的になってきた。政権崩壊あるかも。
公明外して維新入れる作戦、完全に裏目だな。
もうこれ解散しかないっしょ。国民に信を問うタイミング。

参考記事

