日本保守党の北村晴男氏、高市早苗氏に投票 党内で判断分かれるも「各自の総合判断」
第219臨時国会の首班指名選挙で、日本保守党の北村晴男参院議員が、同党代表の百田尚樹氏ではなく高市早苗首相に投票していたことが分かった。
テレビ東京報道局の篠原裕明氏は自身のポストで「日本保守党の北村晴男氏の高市氏への投票は興味深い」と投稿。引用したポストには「総理指名選挙の各議員の投票先一覧に、日本保守党の北村氏が高市氏に投票したことが記されている画像が添付されていた」と説明した。
これに対し、日本保守党の島田洋一氏は、同党の対応について詳細を明かした。「今日の首班指名選挙では、1回目に私と百田代表が『百田尚樹』と書き、北村参院議員が『高市早苗』と書いた。昨日の打ち合わせで、党議拘束めいたことはせず、各自が総合的判断で行動することを確認した」と投稿。
さらに島田氏は「北村氏からは、今後の高市政権と保守党の関係も考えて投票するとの連絡があり、私はその判断を尊重すると答えた。考えようによっては、百田票2、高市票1という結果は微妙にバランスが取れていたかもしれない」と述べ、党内での自主判断を強調した。
日本保守党は結党以来、百田代表を中心とする一枚岩の姿勢を保ってきたが、今回の首班指名では各議員が独自の判断を下した形となった。
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日本保守党の北村晴男氏、
無所属の寺田静氏、平山佐知子氏の
高市氏への投票は興味深い。 https://t.co/Fz6JOcuZEd— 篠原裕明 (@shino7878shino) October 21, 2025
今日の首班指名選挙。
1回目、私と百田代表が「百田尚樹」と書き、北村参院議員が「高市早苗」と書いた。
昨日の打ち合わせで、党議拘束めいたことはせず、各自が総合的判断で行動する旨合意した。… https://t.co/qEhLNeX42K— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) October 21, 2025