玉木代表「議員定数削減の合意は後退」 自民・維新の連立合意書を批判
自民党と日本維新の会が連立政権の樹立に合意したことを受け、国民民主党の玉木雄一郎代表は取材に応じ、これまで賛成の立場を示していた国会議員定数削減について「合意書は何も書いてないのと同じ」と述べ、評価を一転させた。
玉木氏は「比例で50削減という具体案が示されていたが、合意書では“比例”の文言もなく、1割削減を“目指す”とするだけ。これでは実質的に後退した」と批判した。(引用:ABEMA NEWS)

玉木氏は自身のXで「1割を目標に衆議院議員定数を削減するため、臨時国会において議員立法を提出し、成立を目指す。」とされており、一部報道されていたような「臨時国会で比例50削減」という内容ではなくなっています。時期も、臨時国会において法案を提出し成立を「目指す」にトーンダウンしています。
この記述だと、仮に臨時国会中に法案が成立しなくても合意違反にはならないので、それを維新が容認するのかどうか気になるところです。選挙制度改革に関する協議会での議論との整合性も問われるでしょう。まずは、両党が、どのような内容をいつ頃まとめるのか見定めたいと思います」と述べ、自民と維新を批判した。
玉木氏の態度硬化と他の野党が全て反対に回っている現状、定数削減の法案は通る可能性は極めて低い。

ネットの声
あれ?玉木さん、臨時国会冒頭で定数削減可決して国民生活に直結課題改革やるんじゃないの。 https://t.co/J5n5B7DNhg
— 松井一郎 (@gogoichiro) October 20, 2025
議員定数削減はポピュリズムの極みだ。日本の議員数は、人口比で先進諸国の中でも少ない。国会で使いものになるのは、議員の1~2割、憲法もよく知らないタレントが人気だけで当選するが、全く使えない。これで議員を削減すれば、さらに状況は悪化する。民主主義はますます権威主義に勝てなくなる。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) October 20, 2025
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