18歳女子高生、面識のない男に銃撃され死亡 病院の廊下に別れを告げる数百人 心臓は7歳の子供へ提供 RIP
NYP、Newsweek、Wvtm13などによると、アラバマ州ピンソン近郊の「ザ・ピット」と呼ばれる野外ボンファイヤー会場で、18歳の高校生キンバー・ミルズさんが週末深夜、銃撃を受けた。事件は、27歳のスティーブン・タイラー・ホワイトヘッド被疑者がパーティーに出入りし、ミルズさんらのグループと口論となった後、発砲に至ったとされ、彼女は脚と頭部を撃たれ、他にも3人が負傷した。
ミルズさんは救急搬送され、バーミングハムの UAB Hospital に入院。脳に重篤な損傷を負い、生命維持装置につながれたまま「手術可能な状態ではない」と医師に判断され、家族は医療処置を終了させる決断をした。 
退院間近となった火曜日、病院の廊下には彼女に別れを告げようと数百人の生徒や関係者が集まり、「オナーウォーク(臓器提供者を讃える通路行進)」が行われた。
ミルズさんはその意思どおりに臓器提供を受け入れた。心臓は7歳の子供へ、肺なども別の受給者へ移植される準備が進められ、彼女の「命を次へつなぐ行為」が地域社会に深い感動を与えている。
一方、被疑者ホワイトヘッドは殺人および3件の殺人未遂などの容疑で起訴され、現在保釈なしで拘留されている。捜査は続いており、動機や事件の詳しい流れが明らかになりつつある。
ミルズさんは高校のチアリーダーでトラック競技も経験し、看護師を目指す将来有望な学生だった。家族や友人らは、「誰にでも優しく、周囲を明るくする存在だった」と彼女を振り返っており、彼女の最期の行動は多くの人に「希望」と「命の大切さ」を再認識させた。
18歳のキンバー・ミルズさんは週末のパーティーで銃撃され、脚と頭を撃たれた。犯人とされるのは27歳のスティーブン・タイラー・ホワイトヘッドで、現場で口論が起きた後に発砲したとされている。ミルズさんは彼をまったく知らなかった。ホワイトヘッドは殺人と3件の殺人未遂の罪で起訴されている。
NEW: Hundreds of high school students line the hallways of an Alabama hospital to say goodbye to their classmate as she heads into surgery to become an organ donor.
18-year-old Kimber Mills was shot at a party over the weekend.
Mills was shot in the leg and head, allegedly by… pic.twitter.com/HcpAgc5Fcl
— Collin Rugg (@CollinRugg) October 22, 2025