アルゼンチン中間選挙でミレイ大統領の党が躍進 トランプ大統領の支援を受け与党第一党に
右派、アルゼンチン大統領ハビエル・ミレイの政党が、トランプ大統領の支持を受けて2025年の選挙に勝利。
🚨 BREAKING: Right-wing populist Argentina President Javier Milei’s party WINS the 2025 elections with the endorsement of President Trump
POPULISM WINS, AGAIN. 🔥 pic.twitter.com/QXzbNCQ8Jn
— Eric Daugherty (@EricLDaugh) October 27, 2025

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領率いる自由前進党(La Libertad Avanza)が、2025年10月に実施された議会中間選挙で全国得票率40%以上を獲得し、議会で大きく勢力を伸ばした。トランプ米大統領(第2期)が同党への支持を明言したことも追い風となり、アルゼンチン政治に大きな転換点をもたらしている。
今回の選挙はミレイ政権発足後初の全国規模の中間選挙で、急進的な自由主義経済政策や国家縮小路線への国民の信任を問う試金石とされた。結果、同党は上下両院で議席を大幅に増やし、ミレイ大統領の改革路線に弾みをつけた。特にインフレ抑制と外資誘致政策が一定の成果を上げていることが、支持拡大の背景にあるとみられる。

一方、アメリカのトランプ大統領は、南米との新たな通商協力体制を模索しており、ミレイ政権を「真の自由主義と国家主権を体現する政府」と称賛。米政府による投資支援やドル取引の優遇措置を条件に、ミレイ党の選挙支援を行ったと報じられている。トランプ政権は「自由主義圏の再構築」を掲げ、中南米における左派政権包囲網を強化する構えだ。
ミレイ大統領は「トランプ大統領と私は共に、国家を取り戻す戦いをしている」と述べ、両国の連携を強調。米アルゼンチン両首脳の緊密な関係が、南米政治の再編に影響を及ぼす可能性も指摘されている。(引用:Reuters/The Guardian)

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