トヨタ、米国に100億ドルの新工場建設へ──トランプ大統領の会見で明らかに
米国のドナルド・トランプ大統領は10月28日、東京湾に停泊中の空母「USS George Washington」上で演説を行い、トヨタが米国内において「新しい自動車工場を総額100 億ドル投じて設置する」との意向を示したと発表した。演説の中でトランプ大統領は「トヨタだ、だからトヨタを買いに行け」と、消費者に対して同社の自動車購入を呼びかけた。
この発表は、同日午前に日本の高市早苗首相から「トヨタが米国全土で新工場を進める」と報告を受けたというトランプ大統領の発言に端を発する。
トランプ大統領は演説で、移民対策や麻薬密輸船への軍事行動、主要都市への州兵投入など、自身の国内外政策全般を列挙しながら、米国の強さと影響力の回復を強調した。米国と日本の関係については「かつてはわが国を軽んじていた指導者もいたが、今では皆が尊敬している」と語った。

今回のトヨタの100 億ドル投資という数字は、少なくとも8 500 万ユーロ(約10億ドル)を超えるとの報道もあり、日米両国の経済・貿易関係において象徴的な成果と見られている。
なお、米日両政府は同日、レアアースや重要鉱物の安定供給をめぐる枠組みを協議・合意した。これは、両国の製造業・安全保障上の協力強化を狙ったものであり、トヨタの投資発表もその文脈の中で位置づけられている。
このように、トランプ大統領政権による「アメリカ第一」戦略の下、外国企業の米国国内投資誘致が進む中、トヨタの100 億ドル規模の工場建設構想は象徴的な契機となっている。将来、各州での雇用創出や地域経済への波及効果が期待されており、日米貿易関係にも新たな転機をもたらす可能性がある。(引用:New York Post、Cincodias、Aacom)

そして、ちょうど今、首相からこう聞いたんだ。トヨタがアメリカ全土に新しい自動車工場を建設する予定で、その投資額は100億ドルを超えるというんだ。だから、トヨタだ。みんな、トヨタを買いに行け。
そして今、アメリカではAI関連の計画など、実に多くのことが進行している。それは11月5日の選挙の日のおかげでもあるし、同時に関税のおかげでもあるんだ。
.@POTUS: “I was just told by the Prime Minister that Toyota is going to be putting auto plants all over the United States — to the tune of over $10 billion.” 🔥 pic.twitter.com/BtPK1eggF1
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) October 28, 2025
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