イーロン・マスク氏、高市首相の「桜250本贈呈動画」をリポスト 保守思想で共鳴か
米実業家イーロン・マスク氏が10月29日、高市早苗首相がワシントンD.C.に桜の木250本を贈呈する動画をリポストした。マスク氏のXのフォロワー数は約2億2,000万人。彼がフォローしている約1,200人の中に、高市首相も含まれている。
マスク氏は世界的企業家としてだけでなく、保守的な言論活動家としても知られている。彼は「反移民」「言論の自由」「反ポリティカル・コレクトネス」「反ESG(環境・社会・企業統治指標)」「反検閲」を掲げ、過剰な社会規制や左派的イデオロギーへの批判を繰り返してきた。特にXの運営方針においては「真実のための言論空間」を標榜し、米民主党政権下の情報統制を強く非難している。

その思想は、高市首相が掲げる「保守的価値観の復権」「自国の主権と文化を守る政治」と通底する。マスク氏が高市首相の投稿をリポストしたことは、単なる外交的関心にとどまらず、自由と国家の独立を重んじる価値観への共感を示すものとみられる。
実際、左派的な政策を推進していた石破茂前首相が辞任した際、マスク氏は「せいせいした」とポストしており、その政治的スタンスは明確である。マスク氏が保守リーダーとしての高市首相に注目していることは、日本の政治的立場が世界の保守勢力と接点を持ち始めている象徴的な出来事といえる。


マスク氏がリポストした、Eric・Daugherty氏の動画はこれ
高市首相、トランプ大統領のワシントンDC美化プロジェクトのために250本の桜の木を寄贈
私たちは、ワシントンD.C.に桜の木250本を贈ることにしています。さらに、来年7月4日の独立記念日には、秋田県の花火がワシントンD.C.で打ち上げられる予定です。pic.twitter.com/LzFE6qURmG
— TotalNewsWorld (@turningpointjpn) October 28, 2025
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