CNNヴァン・ジョーンズ、NY新市長マムダニ氏の「豹変」に苦言 勝利演説でトランプ大統領を激しく攻撃
米メディアの報道によると、NewYork市長選で勝利を確実にした民主党・急進左派のゾーラン・マムダニが、選挙期間中の穏健的なイメージから一転し、勝利演説で強烈な闘争的トーンを前面に出したことに対し、CNNのコメンテーターでオバマ政権にも関わったヴァン・ジョーンズ(Van・Jones)らが「キャラクターが一瞬で切り替わった」と警戒感を示したという。
ジョーンズ(Van・Jones)は、マムダニがニューヨーク初のイスラム教徒・南アジア系・社会主義者の市長となる歴史的勝利を収めたことは認めつつも、あの場面はより広い層に向けて融和的メッセージを発する機会だったとした。マムダニは演説でトランプ大統領を名指しで批判し、「ニューヨークはあなたの路線を受け入れない」と挑戦的に語った。

ジョーンズ(Van・Jones)は、選挙戦中のマムダニは「包摂的で落ち着いた社会変革派」として振る舞っていたが、勝利後の演説では一転して「俺には大きな改革の mandat(信任)がある」と言わんばかりの強い口調に変わったと指摘し、「勝った瞬間にキャラが変わるのは有権者を不安にさせる」と述べた。
マムダニ氏は50.4%を獲得し、無所属で復活を狙ったアンドリュー・クオモ(Andrew・Cuomo)の42%を抑えて勝利したが、その後の演説では家賃凍結や公共交通の無償化、警察予算の見直しなど急進的な公約を改めて掲げ、同時にトランプ大統領への対決姿勢を鮮明にした。
ジョーンズ氏は「歴史的勝利ではあるが、ニューヨークの中道・穏健層をどうやってまとめるのかという一番の場面で攻撃的に行きすぎた」とし、今後の市政運営への影響を懸念している。(引用:New York Post)

ネットの声
CNNのヴァン・ジョーンズがわざわざ苦言を呈したということは、マムダニ氏の演説は相当とがっていたということ。
選挙中は穏健、勝ったら急進という「キャラ替え」は有権者が一番嫌がるパターン。
トランプ大統領にすぐ噛みつくあたり、全国区を狙っているのが露骨。
NYポストがこういう論調で書くときは、裏でかなり警戒されていると見たほうがいい。
クオモを下しての勝利なのに、勝利演説をもっと包摂的にできなかったのはもったいない。
ニューヨークの中道・ユダヤ系・ビジネス層が今後どう反応するかがポイントになりそうだ。
「社会主義市長」の最初のメッセージがこれでは、企業流出を加速させるだけだ。
ヴァン・ジョーンズですら警鐘を鳴らすなら、民主党内でも不安視している人は多いはずだ。
選挙で得た信任=何をしてもいい、ではないという当たり前のことを思い出してほしい。
NYは全米に影響する都市なので、この急進路線はしばらく注視したほうがいいです。
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