「タッカー・カールソン、トーマス・クルックスのSNS痕跡を暴露――トランプ大統領狙撃未遂事件で明らかになった“政治的暴力”の兆候」
Tucker Carlson has revealed that the young man who attempted to assassinate Donald Trump in Butler, Pennsylvania, last year had a long record of espousing political violence.
元《FOXニュース》キャスターの タッカー・カールソン(Tucker Carlson ) は、昨年7月にペンシルベニア州バトラーで ドナルド・トランプ 大統領(現職)を狙撃しようとした若者 トーマス・クルックス が、少年期からオンラインで政治的暴力をほのめかすコメントを多数投稿していたと主張した。
カールソンが金曜朝に公開したミニ・ドキュメンタリーによれば、クルックスは2019年から2020年にかけて YouTube に投稿したコメントで「暗殺を呼びかける」「政府・左派への武装蜂起を示唆する」といった表現を繰り返しており、FBI が公表してきた「左派・右派のどちらにも属さない単独犯」という説明と矛盾するとされる。
同ドキュメンタリーでは、匿名の情報提供者がクルックスの削除済み SNS アカウントにアクセスし、電話番号から Gmail、YouTube、Snapchat など複数アカウントを特定した経路が紹介されている。取得されたデータには検索履歴・視聴履歴・737件のコメント履歴などが含まれ、「2019年7月の投稿では ‘侵略者は殺されるべき’、’進歩派を排除する独裁が必要’ といった言葉が並び、2020年にかけて思想が左傾化し、保守メディアを批判するようになっていた」と解説されている。
さらに、2020年8月には「政府と戦うにはテロ型攻撃、要人暗殺、情報戦しかない」との投稿も確認され、YouTube ユーザー “Willy_Tepes” がクルックスに対し「銃と勋章が権威の源泉なら我々に銃がある」「もう戦争は避けられない」と書き込みをしていたという。カールソンはこのやり取りを「勧誘の可能性がある転機」と位置づけ、クルックスが標的にされていた可能性を示唆する。
カールソンはまた、クルックスが11分間にわたってドローンでトランプ集会会場を偵察した際、政府の対ドローンシステム (cUAS) が停止していたと指摘。現場の監視カメラが設置されていない建物を唯一突破し、警察官が「怪しい人物」として確認しながらも報告せず手が届かなかった、という経緯を重ね、捜査当局の調査姿勢に疑問を呈している。
これに対し、 FBI 長官 クリストファー・パテル は X(旧Twitter)で「20以上のオンラインアカウント、10余台の電子機器、1000件超の聞き取りを含む調査に480人以上の職員を投入し、クルックスは限られた交流のなか単独で計画・実行した」「思想的な変遷や他者との勧誘関係は確認されなかった」と反論した。
カールソンの主張では「FBI はクルックスの暴力的傾向を知りながら監視せず、逆に彼を右派としてフレーミングした」「調査映像は未公開のまま」「当日の現場処理においても捜査官が現場を直接洗い流すなど通常と異なる対応があった」としており、真相究明に向けた議論を投げかけている。(引用:Daily Mail Online)
FBI長官パテルはクルックス事件の概要を説明し、捜査により「クルックスはオンライン上でも対面でも人との接触がほとんどなく、犯行を単独で計画し実行し、攻撃に及ぶ意図を誰にも漏らしたり共有したりしていなかった」ことが判明したと述べた。
JUST IN – FBI Director Patel lays out an overview of Crooks case and says that the investigation “revealed Crooks had limited online and in person interactions, planned and conducted the attack alone, and did not leak or share his intent to engage in the attack with anyone.” pic.twitter.com/puizZvZM3S
— Disclose.tv (@disclosetv) November 14, 2025
タッカー・カールソン:現場で何が起きたのかを調べるためにヒギンズ議員が到着したとき、彼は衝撃的な事実を知った。FBIは、7月13日の事件から10日後にクルックスの遺体を火葬のために家族へ引き渡していたのである。この事実は、8月5日にヒギンズがバトラーに到着し、検視官が議員に語るまで公には知られていなかった。その際検視官は、「FBIからの具体的な許可なしに、クルックスの遺体を火葬や埋葬のために家族へ引き渡すことは決してなかった」と述べたという。
クルックスの火葬が実施されたタイミングも重要である。遺体が焼かれたのは、下院の国土安全保障委員会と政府監視委員会が、狙撃事件の調査を開始したまさにその日だったのである。遺体が火葬されたことで、FBI以外の捜査機関が検視報告書や解剖結果を検証することは不可能になった。遺体が存在しない以上、新たな薬物検査(トキシコロジー)を行うこともできない。
HOLY SHIT:
Tucker Carlson just DESTORYED any shred of credibility the FBI had left.
Kash Patel and Dan Bongino MUST RESIGN if this is all true.
The FBI is lying to the American people about the assassination attempt on Donald Trump.
This should PISS YOU OFF. pic.twitter.com/dfmIAnTFWv
— Evan Kilgore 🇺🇸 (@EvanAKilgore) November 14, 2025