百田尚樹代表、赤沢経産相の“難解所信”を追及 まさかの「ほめ殺し」に舌鋒が緩む
日本保守党の百田尚樹代表は20日、参院経済産業委員会で赤沢亮正経産相の大臣所信について「一般の国民には意味が分からない」と指摘し、表現のわかりにくさを追及した。百田氏は「DX」「GX」「フュージョンエネルギー」「ディープテック・スタートアップ」など専門用語の多用を問題視し、「中国語みたい」「辞書にも載っていない」と皮肉を交えて批判した。
これに対し赤沢氏は穏やかに応じ、「百田先生の小説はほぼ全部読んでいる。『プリズム』は震えるほど素晴らしかった」と“ほめ殺し”ともいえる評価を連発。百田氏が指摘した表現への反省を示しつつ、「傷つく部分もある」と自嘲した。この予想外の反応に、百田氏は次第に調子を崩し、舌鋒がやや鈍った様子が見られた。

その後百田氏は、メガソーラー政策や過去の日米関税交渉の巨額投資(約5500億ドル)について疑問を呈し、「国民1人あたり66万円の投資に納得できない」と批判。国内投資を重視すべきだと訴えた。赤沢氏は「特に巨額とは考えていない」と丁寧に反論し、委員会は終始穏やかに進行した。
傍聴していた日本保守党の有本香事務総長は、Xで「ほめ殺しの一撃で百田代表の舌鋒が緩んだ」と投稿。百田氏も「あかん、赤沢大臣のファンになりそうや」と反応し、有本氏が「あかん、甘い…」と苦言を呈する場面もあった。百田氏にとって初の委員会質疑は、思わぬ“和やかムード”で幕を閉じた。(引用:産経新聞)

百田尚樹氏、ピストン赤澤の「誉め殺し」に機先を制される😆
ピストン赤澤「百田先生の小説はほぼ全部読んでいる。至高だと思うのはプリズム。天才だ!」
百田尚樹氏「いきなり赤澤経産大臣に、 「百田さんの御本は全て読んでいます。特に『プリズム』には震えました。天才だと思いました」… pic.twitter.com/wcZuHYp9ZP
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