参政党・神谷宗幣代表 中国の「観光客停止」圧力に苦言 「日本は妥協してはならない。GoToで補填すればいい」
参政党の神谷宗幣代表は20日、ニコニコニュースのインタビューで、高市首相の台湾有事発言に反発した中国が日本への渡航自粛を呼びかけた件について、「日本は絶対に引くべきではない」と強調した。
神谷氏は、中国が政治的圧力として観光客の送客停止を利用するのは「台湾でも起きた典型的な手口」であると指摘。蔡英文政権が毅然とした態度を示した際、中国が同様に観光客を止め、台湾観光地が一時冷え込んだ事例を挙げつつ、「台湾は妥協しなかった。我が国も来ないで結構だ」と述べた。
さらに、現在のインバウンド依存が過度であるとの認識を示し、「日本はオーバーツーリズムで困っていた。むしろ良い機会だ」と強調。中国人観光客や留学生に依存しない経済・教育体制の整備こそ必要だと訴えた。
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神谷氏は補填策として、積極財政を掲げる政府が「GoToキャンペーンの再開などで日本人が観光消費を埋めればよい」と主張。「私なら『旅行に行っチャイナ』とでも言って大々的に支援する。総理の支持率も一気に上がる」と語った。
一方で、外交姿勢については「引けば“日本は言えば引く国”と見なされる」と警戒しつつ、尖閣沖での軍事衝突を避けるため「冷静さも必要」と強調。米国の支援（グラス大使ら）も踏まえつつ、「感情的にならず、慎重に駆け引きを進めるべきだ」と述べた。
最後に神谷氏は、「日本と中国を戦争に誘導したい勢力もいる」と指摘しつつ、「メンツの張り合いに乗らず、毅然とした外交姿勢を貫くべきだ」と訴えた。（ソース：ニコニコニュース インタビュー）
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