トランプ大統領、第三世界からの移民を全面停止「リバース・マイグレーション(reverse migration)」を宣言
President Trump announces full suspension of third-world immigration, implements policy of ‘reverse migration’
Donald J. Trump 大統領は11月27日、感謝祭メッセージで、いわゆる「第三世界」の国々からの移民を永久に停止する方針を発表した。さらに、米国内に滞在する移民のうち「国にとって資産でない者」「安全保障や公共負担のリスクがある者」は強制送還する意向を示した。移民政策の根底からの見直しを “リバース・マイグレーション(reverse migration:移民送還)” と位置づけている。
大統領は声明で、バイデン政権下で「身元確認をせず大量に受け入れられた避難民たち」がアメリカ国内に流入したと非難。その結果として「社会福祉の負担増」「治安の悪化」「生活環境の悪化」などがもたらされたと主張した。なお今回の停止対象国や具体的手続きについては明示されていない。
http://totalnewsjp.com/2025/11/28/trump-3877/
加えてTrump大統領は、過去に認められた移民受け入れや永住権(Green Card)、難民・亡命申請などの見直しを指示。連邦の給付・補助の打ち切り、「米国への適合性のない者」の国籍剥奪、送還などを含む厳格な移民改革に踏み切る構えを示した。 
この発表は、先日、Washington DCで発生し世論を揺るがした国家警備隊メンバー銃撃事件を背景としており、移民政策の安全保障面での見直し強化を鮮明にするものと見られている。 
トランプ政権が従来の移民・多文化共生政策から大きく舵を切ったことは間違いないようだ。(引用:The Post Millennial 、ロイター 、Guardian、AP、Axios)