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長期金利1.9%超え!日本金利(Japan’s Rate)の急騰が世界金融システムに突きつけた「終わりの始まり」(Financial Order)

日本金利の急騰が世界金融システムに突きつけた“終わりの始まり

“Japan’s Rate Shock Exposes the First Cracks in the Global Financial Order”

日本の10年国債利回りが1.92%に達し、2007年以来の高水準となった。2019年にはマイナス0.28%であったことから、220bpもの歴史的反転であり、500兆ドル規模のデリバティブ市場を支えてきた“日本の低金利神話”が崩壊した瞬間であると指摘されている。

さらに異常なのは、日本が1350億ドル規模(補正予算は真水で18.3兆円。民間入れた事業規模では43兆円)の大型経済対策を決定した直後に、利上げを進めている点である。金融引き締めと財政拡大を同時に行う国家は歴史上存在せず、GDP比255%の債務国家が取る政策としては自殺的とすら言える。

金利が1%上昇するたびに利払いは2.8兆円増え、すでに税収の23%が利払いに消えている。利回りが4%を超えれば財政システムは破綻するとされ、日本はその中間点まで来ている。

しかし、この危機は日本だけにとどまらない。世界の投資資金20兆ドルが“日本のゼロ金利”を前提に円を借りてレバレッジ運用する、史上最大規模のキャリートレードによって構築されてきた。前提はただ一つ、「日本の金利は動かない」であった。

しかしその前提は今週崩れ去った。世界最大の債権国である日本が3兆ドルの海外資産を強制売却する状況になれば、市場に買い手はおらず、価格は“調整”ではなく“暴落”する。

もはや日銀が選んでいるのは「日本が壊れるかどうか」ではなく、「世界がいつ壊れるか」である。ゼロ金利、円キャリー、日銀の買い支えという世界の金融前提は、誰も注目していなかった1枚のチャートによって終わりを告げたのである。Shanaka Anslem Perera

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日本の30年国債利回りが過去最高の3.43%に急騰した。日銀が利上げを検討しているとの報道を受けての動きである。これは、日本が1350億ドル(約21兆円)の追加経済対策を決定した わずか数日後 の出来事である。日本は景気刺激のために財政出動(=カネを刷る)しながら、同時に利上げ?どこかが完全に壊れている

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