日本（Japan）中国（China）との対立でトランプ政権の沈黙に不満 公の場での支援を米国に強く求めた：Financial Times
Japan has urged the US to give Prime Minister Sanae Takaichi more public support after expressing frustration at the level of backing she received following comments about Taiwan that enraged China:
日本政府が、対中関係の緊張が高まる中で、トランプ政権の「公の支援」が乏しいことに強い不満を抱いていることが明らかになった。
発端となったのは、高市早苗首相が国会で「中国による台湾攻撃は、日本にとって存立危機事態となり得る」と述べ、自衛隊が集団的自衛権を行使しうると踏み込んだ発言である。
この発言に中国が猛反発し、経済報復示唆や渡航自粛の呼びかけに加え、沖縄南東の公海上で中国軍機が航空自衛隊F15戦闘機に火器管制レーダーを照射したとされる事案まで起きた。
高市首相はレーダー照射を「極めて遺憾な危険行為」と批判し、中国側に厳重抗議と再発防止を申し入れたが、その一方で、同盟国アメリカの支えは心もとない。ワシントン駐在の山田重夫大使は、首相への公的な支持表明を強めるようトランプ政権に繰り返し要請したものの、これまでのところ目立ったのは在日米大使や国務省報道官代理によるX投稿など、レベルの低いメッセージにとどまっているという。
トランプ大統領は中国の習近平国家主席との貿易交渉を最優先事項と位置づけ、側近に対して「合意を危うくする言動は避けよ」と指示していると報じられる。その結果、日本が対中圧力の最前線に立ちながらも、ホワイトハウスや国務省トップによる明確な支持表明が見送られている構図である。
中国が日米分断を狙う中で、トランプ政権の慎重すぎる対中配慮が、結果として北京を利し、台湾および日本の安全保障環境を一段と不安定にしているとの見方も広がりつつある。（引用：Financial Times）
海外ネットの声
トランプ政権、同盟より中国とのディール優先かよって声が出るのも当然だと思う。
高市首相がここまで踏み込んで台湾防衛を語ったのに、ワシントンがほぼ沈黙なのは正直キツい。
レーダー照射までされてるのに「Xのポストで済ませます」はさすがに同盟国として軽すぎるでしょ。
北京から首相への露骨な恫喝が続いてるのに、アメリカが前に出ないと中国の思うツボでは？
裏では動いてるのかもしれないけど、表で支えないと国内世論にも台湾にも伝わらないんだよな。
日本側も「コミットメントは揺らいでいない」と信じたいけど、ここまで静かだとさすがに不安になる。
高市発言は、日米同盟の覚悟を示したカードだったのに、ワシントンが取りこぼしてる感ある。
中国の狙いは日米のスキマをこじ開けることだから、今回の沈黙はかなり悪手に見える。
トランプ大統領の本音が「選挙と貿易が最優先」だとしたら、同盟国は長期戦略をどう描けばいいのか。
日本としては、この機会に自分で自分を守る力をどこまで高めるか、現実的に考えざるを得ない局面だと思う。
参考記事
1クリックの応援よろしくお願いします！
↓ ↓ ↓ ↓
