第1章:幻想の「高市トレード」と通貨崩壊する日本
現在、日経平均株価が一定の水準を維持、あるいは上昇を見せていることを捉えて「サナエノミクスへの期待だ」と歓迎する声があります。しかし、その内実を剥けば、そこにあるのは「高成長への期待」ではなく、自国通貨への「絶望」です。
通貨リアルが暴落し、ハイパーインフレに直面しているイランでは、株価が垂直立ちに近い暴騰を見せています。これは経済が絶好調だからではありません。通貨価値が紙屑になる前に、人々が必死に「円(リアル)」を投げ売り、企業の所有権という「物」に替えているだけの、パニック的な資産逃避の結果です。

今の日本で起きている「高市トレード」も、その本質においてこれと酷似しています。高市首相が掲げる「戦略的な財政出動」と、それを支えるための「日銀による金融緩和継続」という方針は、海外投資家の目には「日本はもはや財政規律を放棄した」と映ります。
かつてアベノミクス初期の円安は、輸出企業の競争力回復という「攻めの円安」として語られました。しかし、現在の円安は、経常収支の悪化や国力の減退を背景とした「売られる円安」です。1年で価値が15%も目減りする通貨を、誰が持ち続けたいと思うでしょうか。ユーロやドルに対して見事なまでに滑り落ちる円の姿は、もはや先進国通貨のそれではなく、新興国の政情不安時の挙動そのものです。株高に浮かれている間に、私たちの貯蓄(円)の購買力は、音を立てて崩れ去っているのです。
以下 the Letterにて👇

① トータルニュースワールドの記事を “広告なし” で全文読むことができます。
・毎日7〜10本更新の全記事(約250本/月)を、theLetter 内で広告ゼロで読むことが可能です。
・読み込みもスクロールもストレスなくご利用いただけます。
・“広告なし版のトータルニュースワールド” として利用できます。
② 深掘り有料記事(現在:月約4本から5本)の記事数を倍増し、今後さらに充実させていきます
国際情勢や政治分析など、4000字から5000字前後のオリジナル記事をより丁寧に執筆し、まずは月8本から10本へと記事数を増やし、その後も徐々に増やしていきます。
③ 過去の有料記事(約500本)をすべて閲覧可能
累計約500本、2025年だけで65本のアーカイブをすべて読むことができます。
④ 一般のニュースサイトでは取り上げにくいタブー視されているテーマも、しっかりと深掘りしていきます。
無料サイトではポリシー違反などの警告を受ける可能性があり掲載が難しい
・某国批判
・ワクチン関連の深掘り
なども、会員限定で記載していきます。
⑤ 記事のまとめ版(月1本)
「今月の重大ニュース」など、重要な出来事を整理してわかりやすくお届けします。
⑥ 会員限定 “速報メモ”(随時)
記事化前の段階で動いている海外ニュースや、重要な兆候をメモ的に速報で共有します。
⑦ theLetter 限定「短いコラム」(SNS的な短文解説:随時)
短文で・一言解説・背景の豆知識・メディアの偏向ポイント・国際政治の視点などを補足します。

参考記事




