中国籍の男、220万ドル規模のギフトカード資金洗浄で有罪 国際詐欺ネットワークの一端か
中国国籍を持ち米国の合法的永住者であるジュン・ワン(63)が、ニューヨーク州アルバニーの連邦裁判所でマネーロンダリング共謀罪により有罪判決を受けた。裁判では、2019年6月から2021年6月にかけて、全米各地の詐欺被害者が購入した約220万ドル相当のギフトカードを換金していた実態が明らかとなった。
証拠によると、ワン被告は海外の共謀者から電子的に送られてきたギフトカード情報を受け取り、詐欺収益を利用してフロリダ州内のウォルマートやサムズクラブで別のギフトカードを購入するなど、資金の出所や性質を隠蔽していた。店舗内で異なるレジを使い分けたり、複数の店舗を短時間で回るなど、追跡を困難にする行動も確認された。
多くの場合、被害者がギフトカードを購入してから数時間、時には数分以内に換金が行われていた点も裁判で示された。

被害者の証言では、オンラインや電話による詐欺によりギフトカードを購入させられたケースが報告されている。ワン被告は被害者と直接接触していなかったが、FBI捜査官との秘密録音では詐欺について「私たち全員が知っている」と発言し、関与を示唆する内容が確認された。
録音の中では、高齢女性の被害者について「唯一の被害者はその女性だ」と述べ、「その女性以外は皆幸せだ」と語る場面もあったという。
連邦第一副検事ジョン・A・サルコーネ三世は、ワン被告が高齢者を含む被害者を狙った国際的な詐欺計画において重要な役割を果たしたと指摘し、関係者を徹底的に追及する方針を強調した。FBIアルバニー支局のクレイグ・L・トレマロリ特別捜査官も、今回の判決が詐欺組織への強い警告になると述べている。
ワン被告の量刑は2026年6月16日に予定されており、最高で20年の懲役、50万ドルの罰金、最大3年間の保護観察が科される可能性がある。FBIは全米の法執行機関と連携し本件を捜査し、連邦検察が起訴を担当した。(引用:Townhall)

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