Z世代はどんどん頭が悪くなっている
1997年から2012年生まれのZ世代の間で、憂慮すべき変化が起きています。それは単なる文化的・政治的なものではありません。認知能力の問題です。
今年2月、米上院商業・科学・運輸委員会での証言において、神経科学者のジャレッド・クーニー・ホーヴァス博士は、Z世代が近代の記録史上初めて、前の世代よりも低いスコアを記録した世代になったと述べました。これは注意持続時間、記憶力、読解力、数的能力、問題解決能力、総合IQといった主要な認知指標全般にわたります。さらに博士は「Z世代のほとんどは自身の認知能力を過信しており、自分を賢いと思う人ほど実際には能力が低い」とも指摘しています。
1世紀以上にわたって、この傾向は逆方向に動いていました。新しい世代は一般的に、前の世代よりも知能測定で高いスコアを出してきました。研究者たちはこれを「フリン効果」と呼んでいます。栄養・教育・生活水準の向上が、20世紀を通じて認知能力を着実に押し上げてきたのです。
研究者たちは生物学的な原因ではなく、環境的な原因を指摘しています。最も多く挙げられる要因は、教室と日常生活の両方におけるデジタルメディアの圧倒的な支配です。専門家たちは、次々と流れるSNSのフィード、短い動画、要約コンテンツといった短尺コンテンツへの過度な接触が、持続的な注意力と深い読書を妨げると指摘します。その結果、かつて長文の学習を通じて培われた知的な鍛錬が失われつつあります。
ホーヴァス博士は上院証言の中で、この問題を端的にまとめました。人間の脳は、短いネット動画や圧縮されたデジタル要約を通じて複雑な概念を学ぶようにはできていないと説明しました。効果的な学習には持続的な取り組みと認知的な努力が必要です。そうした習慣がなければ、記憶の定着と深い理解力は弱まります。

標準化テストの結果を用いた国際的な分析では、学校での技術利用の多さと学業成績の低さの間に顕著な相関関係が見られました。教育環境でコンピューターを1日約5時間使用した生徒は、教室でのテクノロジーへの接触が少ない生徒と比較して、推論・読み書き・数的能力のテストで標準偏差の3分の2以上低いスコアを記録しました。
こうした知見は、長期的な経済生産性について深刻な懸念を呼び起こしています。持続的な集中力や複雑な思考に苦労する世代は、イノベーション・技術分野・戦略的意思決定において大きな困難に直面するかもしれません。残念ながら、政治もその影響を免れません。
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