イランの新最高指導者、ジタバ・ハメネイは空爆で脚を切断し昏睡状態との報道 その後に姿を見せず声明発表
米国とイスラエルによる空爆で父アリ・ハメネイ師らが死亡した後、後継者となったイランの新最高指導者モジタバ・ハメネイが12日、初めての声明を発表した。声明は本人が姿を見せる形ではなく、イラン国営テレビでニュースキャスターによって読み上げられた。発表は、同氏が重傷を負い昏睡状態にあり、脚の切断手術を受けたとの報道が広がる中で行われたものである。
声明の中でハメネイは、米国とイスラエルを念頭に「殉教者の血への報復をためらうことはない」と述べ、強い対抗姿勢を示した。また、報復の対象は父の死に限らず、敵によって命を落としたすべての国民に及ぶと主張した。さらに、ホルムズ海峡を封鎖する「レバー」を使い続けるべきだとし、状況が続けば敵が脆弱な別の戦線を開く可能性にも言及した。
声明では、米国とイスラエルに対して「補償」を求める考えも示され、応じない場合は相手の資産を差し押さえるか、同等の規模で破壊すると警告した。湾岸諸国への攻撃についても触れ、イランは米軍基地のみを標的にしているとの立場を示した。
ハメネイは父の死についても言及し、遺体を確認したと語った。また、今回の空爆で妻や姉妹、姪、その夫など複数の親族が死亡したことも明らかにした。
一方で、ハメネイは最高指導者に任命されて以降、公の場に姿を見せておらず、継承集会にも出席していない。英紙などの報道では、USとイスラエルの空爆で父アリ・ハメネイや家族が死亡、その攻撃で モジタバ・ハメネイ自身も重傷、昏睡状態で集中治療を受けているテヘランの病院で昏睡状態にあるとの情報である。
イラン側の別の関係者は、負傷は足の骨折や顔の裂傷など比較的軽傷にとどまり、安全な場所に避難していると主張している。新指導者の実際の健康状態を巡っては、情報が錯綜している状況である。(NYP、Timeofindia、Thesun)