中東エネルギー施設をめぐる緊張が急激にエスカレート
イスラエルがイランとカタールが共有するサウスパルス沖合ガス田を攻撃。これを受けイランは、カタールのラスラファンにある世界最大のLNG輸出施設への報復攻撃を行い、周辺地域に甚大な被害をもたらした。カタールはこれを「国家主権の明白な侵害」と強く非難した。
トランプ大統領はTruth Socialで、イスラエルの攻撃を米国は「全く知らなかった」と明かし、カタールも無関係だったと強調。「イランは重要な事実を知らないまま、不当にもカタールのLNG施設を攻撃した」と批判した。
そのうえでトランプ氏は強硬な警告を発し、カタールのLNG施設が再び攻撃された場合、米国はイスラエルの同意なしでもサウスパルスガス田全体を壊滅させると脅迫した。この一連の攻撃により原油価格は急騰し、ブレント原油は1バレル111ドルを突破。ペルシャ湾岸全体のエネルギーインフラが危機にさらされており、情勢のさらなる悪化が懸念される。(TGP)
声明全文は以下のとおり。
イスラエルは、中東情勢への怒りから、イランのサウスパルスガス田として知られる主要施設を激しく攻撃した。攻撃を受けたのは全体のごく一部に過ぎない。米国はこの攻撃について全く知らず、カタールもいかなる形でも関与しておらず、攻撃が行われることすら知らなかった。

残念ながら、イランはこの事実、あるいはサウスパルス攻撃に関する重要な事実を一切知らず、不当かつ不公平にもカタールのLNGガス施設の一部を攻撃した。イランが愚かにも罪のないカタールを攻撃しない限り、イスラエルはこの極めて重要かつ貴重なサウスパルスガス田に対してこれ以上の攻撃は行わない。その場合、アメリカ合衆国は、イスラエルの協力や同意の有無にかかわらず、イランがこれまで見たことも目撃したこともないほどの力と威力でサウスパルスガス田全体を大規模に爆破するだろう。
イランの将来に及ぼす長期的な影響を考えると、このようなレベルの暴力と破壊行為を承認したくはないが、カタールのLNG施設が再び攻撃された場合は、躊躇なくそうするだろう。この件にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。ドナルド・J・トランプ大統領

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