中国のホテルでの隠し撮影がブラックマーケット化し、合法的なプラットフォームが悪用される
11月23日
大紀元によると、中国国内でホテルに設置された隠しカメラによる撮影が広がり、それが一種の闇産業として機能している。具体的には、次のような問題が挙げられている。
1. 隠しカメラのライブ配信
ホテルに設置された隠しカメラを通じて撮影された映像が、合法を装ったアプリを利用してリアルタイムで配信されているという事例が報告されている。
2. 有料での動画販売
隠しカメラで撮影されたプライバシー侵害動画が、インターネット上で販売されている。数千本に及ぶ動画が視聴可能であり、購入者は多額の費用を支払ってアクセスしている。
3. TP-LINK製品の悪用
TP-LINKの機器が、隠しカメラの設置や運用に利用されている。具体的には、この製品が隠し撮影の「専用ツール」として使用されるケースが増えている。TP-LINKは、自社製品が違法行為に悪用されていると声明。
hk01によれば、中国のホテルでの盗撮行為が一種の産業チェーンとなっており、隠しカメラの設置から映像の販売までが組織的に行われている。盗撮用の小型カメラは、電源プラグや時計など日常品に偽装され、ホテルの客室に設置される。
設置者は1台あたり約1万元(約20万円)の報酬を受け取ることもある。撮影された映像は、ライブ配信や録画映像として有料で提供され、購入者は専用アプリを通じて視聴可能である。このような違法行為が横行している背景には、監視体制の不備や法的取り締まりの甘さが指摘されている。
【ホテルの盗撮事件が制作から取引までの業界チェーンを形成】 有料で何千ものホテルの盗撮事件が視聴できるようになった 今年以来、特にビデオブロガーの暴露を受けて、ホテルやB&Bでの盗撮事件が多くの場所で報告されている。個人のプライバシー保護に関する公的議論に加えて、「なぜ隠し撮りが禁止され続けるのか」と疑問を抱く人が増えている。(@juexiaoguai1)氏のポストより
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— 倔小怪 (@juexiaoguai1) November 20, 2024
参考記事
(画像:大紀元等)