デンマーク、捕鯨活動家のポール・ワトソンを日本に引き渡さないことを決定。岸田政権がマクロンの圧力に屈した結果がこれ
デンマークは火曜日、釈放される予定の環境活動家で捕鯨活動家のポール・ワトソン氏を日本に引き渡さないことを決定したと同氏の弁護士がAFPに語った。
Le Danemark a décidé mardi de ne pas extrader vers le Japon le militant écologiste et défenseur des baleines Paul Watson, qui va être libéré, a indiqué son avocate à l’AFP.
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— TelQuel (@TelQuelOfficiel) December 17, 2024
シー・シェパード元代表の引き渡し拒否、岸田氏の沈黙がこの結果を招く
反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表ポール・ワトソン容疑者について、デンマーク司法省は日本への引き渡しを認めないと決定した。
ワトソン容疑者は2010年、日本の調査捕鯨船への妨害行為を指示したとして、海上保安庁が逮捕状を取り国際手配していた。今年7月にデンマーク領グリーンランドで拘束され、日本政府は引き渡しを求めていたが、デンマーク側は「総合的な評価」を理由に拒否した。
この決定には反捕鯨国から支持の声が上がり、フランスのマクロンも引き渡し拒否を要請していた。フランス暫定内閣のパニエリュナシェ・エネルギー移行相は、釈放を「すべての皆さんの勝利だ」と歓迎のコメントを発表した。(NHK)
反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表ポール・ワトソン容疑者について、デンマーク司法省は日本への引き渡しを拒否した。背景にはこの7月に、フランスのマクロンが、ワトソン容疑者の身柄を日本に引き渡さないよう強い圧力をかけた(共同)。結果、反捕鯨国の意向が反映された形。
一方、日本政府の対応はマクロンが圧力をかけた際、無言に終始し、岸田は何のコメントも出さなかった。
日本が求めた逮捕状や国際手配は結果として空振りに終わり、外交力の弱さが浮き彫りとなった。
日本の調査捕鯨船に対する妨害行為は主権に関わる問題であるにもかかわらず、政府は国際社会での存在感を示せなかった。今回の事態は、日本の外交力の欠如を痛感させる出来事となった。
おそらく、石破も何も言わないだろう。これがトランプ大統領なら、百倍にして返すはず。弱腰の日本に欧米は強気に出る。