米政府閉鎖が迫る中 ジョンソン下院議長、3度目の予算案を発表/マスク氏「議長はこの状況下でよくやった」
12月21日
米政府閉鎖が差し迫る中、共和党が多数派を占める下院は20日、新たなつなぎ予算案をまとめた。同日中に採決予定だが、詳細は不明で議会通過の見通しは不透明。
現行予算は同日深夜(日本時間21日午後)に失効し、政府閉鎖回避には上下両院での可決とバイデン大統領の署名が必要。ジョンソン下院議長は閉鎖回避を強調するが、議会通過には超党派の支持が不可欠。閉鎖が起きれば公共サービス縮小や広範な経済影響が懸念されてる。
イーロン・マスク氏「議長は、この状況下でよくやったと言える。法案は「重さがポンド単位」から「オンス単位」にまで軽くなった。これでボールは民主党側に渡るべきだ。」
The Speaker did a good job here, given the circumstances.
It went from a bill that weighed pounds to a bill that weighed ounces.
Ball should now be in the Dem court. https://t.co/KnSwLEjvjd
— Elon Musk (@elonmusk) December 20, 2024
下院議長マイク・ジョンソンは、政府閉鎖を回避するための3度目の予算案を発表した。この計画の主なポイントは以下の通りだ。
• 予算延長: 政府の資金提供を来年3月まで延長(問題の先送りとも言える)。
• 支出計画: 災害救援と農家支援に1100億ドルを割り当て。
トランプ前大統領が求めていた債務上限引き上げの要求は含まれていない。
現在、共和党内では意見が割れ、民主党側も懐疑的な視線を送っている。一方で、政府閉鎖の期限が今夜0時に迫っている状況だ。この計画が最終的な解決策となるのか、まだ不透明だ。