マスク氏、保守政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持を表明 「ドイツを救えるのはAfDだけだ」
12月22日
イーロン・マスク氏は最近、ヨーロッパの地政学における関与を強め、ドイツの主流政治政党を公然と批判し、右派の「ドイツのための選択肢(AfD)」党を支持したことで注目を集めている。マスクは、ドイツのオラフ・ショルツ首相を「愚か者」と呼び、野党のキリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首を「好戦的」と非難した。
AfDは反移民的な立場やEUへの懐疑的な姿勢で知られる政党であり、発言は注目を浴びている。この展開は、マスク氏がヨーロッパでの政治的議論において、ますます影響力を持つ存在となっていることを示している。彼の発言は支持と批判の両方を引き起こし、現在の政治情勢の分断的な性質を浮き彫りにしている。
マスク氏のヨーロッパ政治への関与は、イタリアのジョルジャ・メローニ首相やアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領との関係を含む、国際的な活動の一環として捉えられる。彼の率直な態度と既存の政治家に挑む姿勢は、世界的に重要かつ物議を醸す存在としての地位を確立し続けている。
マスク氏「ドイツを救えるのはAfDだけだ」
ナオミ・ザイプト(ドイツの保守活動家)「首相候補がマスクとミレイを非難❗️」
次期首相候補と目されるフリードリヒ・メルツ(キリスト教民主同盟、CDU)は、ドイツがイーロン・マスクやハビエル・ミレイの例に倣うという考えに対して強い嫌悪感を示した。彼は自由を重視するアプローチを断固として拒否し、AfD(ドイツのための選択肢党)とのいかなる議論も拒む姿勢を明確にしている。
主流メディアは基本的に、AfD(ドイツのための選択肢党)の存在を完全に無視して、ミールスを勝者と宣言している。そして他のすべての政党と同様に、AfDとの連立を形成することや、彼らといかなる形での議論にも応じないことをすでに発表している。
Only the AfD can save Germany https://t.co/Afu0ea1Fvt
— Elon Musk (@elonmusk) December 20, 2024
マスク氏「おい、アメリカの“外国干渉”がなかったら、今頃お前はドイツ語かロシア語を話してるぞ(笑)」
ティエリー・ブルトン(フランスの政治家、欧州委員会の担当委員)「次のドイツ選挙を数週間後に控え、そしてマクデブルクでの凶悪な事件が起きたこの時期に、世界で最も影響力のあるXのインフルエンサーであり、将来的に米国政府の一員となる可能性があるイーロン・マスクが、公然と極右のAfD党を支持している。これこそまさに“外国干渉”の定義ではないのか?私たちは“二重基準”を終わらせ、ヨーロッパでDSA(デジタルサービス法)を適用しなければならない。」
Bro, American “foreign interference” is the only reason you’re not speaking German or Russian rn lmao https://t.co/uTuMudRuLt
— Elon Musk (@elonmusk) December 22, 2024