ロシア、客の服装が「ゲイっぽい」として7人に罰金/ロシアは「LGBTプロパガンダ」は犯罪で刑務所送り
ロシア、ナイトクラブの客の服装が「ゲイっぽい」として7人に罰金。
JUST IN: 🇷🇺🏳️🌈 Russia fines 7 nightclub attendees for ‘looking too gay’ in their choice of outfits. pic.twitter.com/j3p91vz4Ru
— BRICS News (@BRICSinfo) January 3, 2025
ロシア当局は、ナイトクラブで騒ぎ立てる客に対し、服装の選択が「ゲイっぽく見えすぎる」として罰金を科した。
ロシアの独立系メディア「ヴェルストカ」が閲覧した裁判所文書によると、2月にトゥーラのナイトクラブが警察の強制捜査を受け、少なくとも7人が刑罰を受けた。
テレグラフ紙によると、この作戦のビデオ映像には、軍服とヘルメットを着用した男たちが少なくとも8人を拘束する様子が映っている。
報道によると、彼らは「非伝統的な性関係への関心を喚起しようとした」として告訴されたが 、これはロシアでは10年前から違法となっている。
通常、この非難はLGBTを支持する資料を出版する人々に向けられるものであり、「男らしくない」服を着ている人々に向けられるものではない。
伝えられるところによると、ある男性は「乳首に黒いテープで十字を貼り」、裸の体に「女性用のコルセット」を着用していた。
一方、「明るいオレンジ色」の髪と「顔に赤いタトゥー」のある別の男性は、「ピンクの靴下」を履き、「ボタンを外した着物」を着ていた。8人が拘束されたが、罰金を科されたのは7人だけだった。
8人目の男性バーテンダーは、自分がゴスであると主張し、眉にピアスをし、髪をターコイズ色に染め、胸までまくり上げた黒いTシャツを着ていたのはゴスだからだと主張して罰金を免れた。被拘禁者2人が350ポンド(5万ルーブル)の罰金を科された。
今回の逮捕は、クレムリンが「伝統的価値観」を推進する目的で反LGBTの取り締まりをさらに強化する中で起きたもので、その取り組みには 「子どもを持たないライフスタイルを推進するプロパガンダ」の禁止も含まれている。
ヴェルストカによれば、2024年にはロシアで少なくとも131件の「LGBTプロパガンダ」事件が裁判所に送られた。(dailymail)