トランプ大統領がグリーンランドの領土購入に関心を示す中、同島の首相は独立を望むコメントを発表
グリーンランドのミューテ・エゲデ首相は、トランプ大統領が同島の領土購入に関心を示していることを受けて、デンマークからの独立を望んでいると示唆した。
「グリーンランド国民の独立の機会は自治法の規定を通じて採択され、それによって独立を達成する方法の法的根拠が作られた…私たちの国の憲法草案も準備された。」
🚨BREAKING: Greenland PM Múte Egede signals he wants independence from Denmark as President-Elect Donald Trump expresses interest in buying the island territory.
“The Greenlandic people’s opportunity for independence has been adopted through the provisions of the Self-Government… pic.twitter.com/JlNNZG9dyF
— Benny Johnson (@bennyjohnson) January 4, 2025
「経済成長が必要である。経済を成長させ、多様化する必要があり、もちろん、最初に歓迎するのは志を同じくする強力なパートナーである。しかし、もし彼らが投資しないのであれば、この国に投資を希望する企業は他にもたくさんいる。」
NEW: Greenland Prime Minister Múte Egede calls for independence from Denmark as Donald Trump ramps up his calls for acquiring the territory.
“It is now time to take the next step for our country,” Egede said.
“Like other countries in the world, we must work to remove the… pic.twitter.com/uiRXzchjN7
— Collin Rugg (@CollinRugg) January 4, 2025
グリーンランドのムーテ・エゲデ首相がデンマークからの独立を求める声明を発表した。ドナルド・トランプ氏が同地域の取得を求める発言を強める中での出来事。
「我が国にとって次のステップを踏む時が来た」とエゲデ首相は述べた。
「世界の他の国々と同じように、協力の障害となっているもの、つまり植民地時代の足かせを取り除き、前に進むべきだ。」
「他国との協力や貿易関係をデンマークを介してのみ行うわけにはいかない。」
「グリーンランドを独立国家として確立するための枠組み作りはすでに始まっている。大きな一歩を踏み出す必要がある。次の新たな選挙期間において、市民とともにこれらの新たな一歩を形作る必要がある。」
グリーンランドはデンマーク王国の自治領であるが、独自の議会と政府を持っている。防衛や外交政策はデンマーク政府が管理しているが、グリーンランドは独自の貿易協定を結ぶことも可能である。
2009年に「自己決定権法(Self-Government Act)」が施行され、グリーンランドにはさらなる自治権が与えられた。この法律により、グリーンランドは外交や防衛を除く多くの分野で独自に政策を決定する権限を持つことになった。
グリーンランドでは独立への支持が根強く、特に資源開発や経済的自立が進む中で、独立を目指す動きが活発化している。デンマークからの経済支援を完全に脱却することが、独立を実現するための重要な条件とされている。