FBI、トランプ大統領就任直前に多様性・包摂局を閉鎖
2025年1月17日
フォックスニュースは、ワシントンD.C. – 連邦捜査局(FBI)が、ドナルド・トランプ次期大統領の就任直前の2024年12月に、多様性・包摂局(Office of Diversity and Inclusion, ODI)を閉鎖したとスクープした。FBIはこの動きを公式に認めたが、閉鎖の理由は明らかにされておらず、政権移行をめぐる疑惑と批判が広がっている。
これに対し、トランプ大統領は「閉鎖が新政権発足前に行われた理由は腐敗だ」と厳しく批判。FBIに対し、閉鎖されたDEI事務所に関連するすべての記録、文書、情報の保存を命じた。「こんなオフィスはそもそも設立されるべきではなかったし、ずっと前に閉鎖されるべきだった」とし、DEI(多様性、公平性、包摂性)関連の取り組みが国家安全保障に対する妨げとなっているとの見解を示した。
FBIのDEI活動に対しては、共和党議員や保守派から長らく批判が寄せられてきた。マーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党・テネシー州選出)は退任するFBI長官クリストファー・レイに書簡を送り、「DEIへの過度な重点がアメリカ国民を危険にさらしている」と非難。ニューオーリンズでの元旦のテロ事件を引き合いに出し、FBIが本来の使命を見失っていると指摘した。
選挙活動中、トランプ氏は多様性プログラムを強く批判し、大学や政府機関における「目覚めた」活動を廃止する意向を示していた。特に大学については、DEI関連活動を継続する場合、基金全額相当の罰金を課すと公言。トランプ政権の新たなリーダーシップの下、DEIプログラムを包括的に見直す姿勢を強調している。
また、FBI長官に指名されたカシュ・パテル氏も、DEI機関が国家安全保障の妨げになっていると主張し、閉鎖を歓迎する一方で、閉鎖のタイミングが政権移行直前である点について疑問を呈した。
FBIだけでなく、米国内の他の政府機関や大学でもDEIプログラムの廃止や縮小が進んでいる。この動きは、トランプ氏の政策だけでなく、保守層の強い反発を受けて加速している。
一方で、多様性推進派は「DEIの縮小は社会的包摂を損なう」として強く反発。特にFBIの閉鎖措置については、国際的な批判も予想される。
FBIの突然の閉鎖決定は、アメリカの政治と社会における価値観の分断を象徴する事件として注目を集めている。トランプ政権下でのさらなる改革や、DEIプログラムは縮小、廃止されることは必至、日本を含めた左派の発狂は続く。
トランプ大統領はFBIに対し、閉鎖するDEI事務所に関するすべての記録の保存を命じた。
「我々は、FBIが現在閉鎖中のDEIオフィスに関するすべての記録、文書、および情報を保存し、保持することを要求する。このオフィスはそもそも設立されるべきではなかったし、仮に設立されていたとしても、とっくに閉鎖されるべきだった。なぜ新政権の発足前日に閉鎖するのか。その理由は、腐敗だ!」
🚨Trump orders the FBI to preserve ALL records related to the DEI office they’re shutting down. pic.twitter.com/1JdIMGU8oW
— Benny Johnson (@bennyjohnson) January 17, 2025