CIA、新型コロナは中国の研究所から漏れた可能性が高いと主張
1月26日
NBC、BreitbartによればCIAは、COVID-19の起源について新たな評価を発表し、中国・武漢の研究所からの流出が最も可能性が高いとの結論に至った。
CIAの報告は、トランプ政権時に任命されたジョン・ラトクリフ新CIA長官の指示で機密解除され、公表された。
CIAの声明によれば、「COVID-19パンデミックの起源については、研究関連および自然発生の両方のシナリオが依然として考えられる」としており、この評価は既存情報の新たな分析に基づいている。分析対象には、ウイルスの拡散、科学的特性、中国のウイルス学研究所における研究状況が含まれる。
この評価はCOVID-19の起源に関する議論を再燃させる可能性が高い。特に、共和党のトム・コットン上院議員は、この評価を支持し、中国に対する責任追及を主張している。
中国共産党(CCP)と対決することに、ラトクリフ氏は躊躇しなかった。
「大統領との会話から、アメリカの国家安全保障態勢に対する外国からの脅威に関して、大統領の優先事項や、どうありたいかを知っている。それは中国から始まる」とラトクリフ氏は述べた。
「私がよく話してきたことの一つは、中国の脅威にさまざまな面で取り組むことだ。それは、なぜ百万人のアメリカ人が亡くなったのか、そしてなぜ中央情報局が5年間も傍観者でCOVIDの起源について評価をしていなかったのかという問題に遡る。
これは私にとっては就任初日の課題だ。ご存知のとおり、私はこれまで、私たちの情報、科学、常識のすべてが、COVIDの起源は武漢ウイルス研究所からの漏洩であると決定づけていると考えていると公言してきた。
しかし、CIAはその評価をしていない、少なくとも公にはしていない。だから私はその点に焦点を当て、情報を調べ、CIAが傍観者から脱却することを国民に確実に知らせるつもりだ。
トランプ大統領は、中国の習近平国家主席と交渉する際に、最高の情報で武装し、中国が百万人の米国人の死を引き起こしたか、それに加担したのなら、大統領はそれをもって武装する必要がある」とラトクリフ氏は語った。