トランプ大統領、イランへの「最大限の経済圧力」制裁を再導入 核兵器開発阻止へ
2月5日
Gellerreportによると、トランプ大統領は2025年2月4日、イランに対する「最大限の圧力」政策を再開する大統領令に署名した。この措置はイランの核兵器開発を阻止することを目的とし、同国の石油輸出をゼロにすることを目指す。
トランプ大統領は、イランが核兵器を保有することは決して許されないと強調し、必要であれば交渉にも応じる意向を示している。また、前政権が制裁を徹底しなかったために、イランが核開発資金を得ることを許してしまったと批判している。
今回の大統領令により、財務省と国務省にはイランの石油輸出を停止させるための厳格な制裁を実施するよう指示が出された。さらに、2015年の核合意に基づく国際的な制裁の再適用に向けた手続きが開始される。
トランプ大統領、自身や関係者がイランによって暗殺された場合、イランを「完全に消滅」させるよう指示を出していることを明らかにした。彼は、「もしそのようなことが起これば、イランには何も残らない」と警告している。
🚨BREAKING: Trump says he has left instructions to OBLITERATE Iran if they assassinate him:
“That would be a terrible thing for them to do. If they did that, they would be obliterated. I’ve left instructions.”
“There would be nothing left.” pic.twitter.com/hFC5Cglnbc
— Benny Johnson (@bennyjohnson) February 4, 2025
記者「イランやその代理勢力が、あなたやチームがこの署名をしたことで報復として殺害を企てると脅している場合、それでも署名するつもりですか?」
トランプ大統領「彼らはまだそんなことをしていないし、もしやれば彼らにとって最悪の結果となるだろう。私のことではなく、それを実行すれば彼らは完全に壊滅する。それで終わりだ。私はすでに指示を出している。もし彼らが手を出せば、壊滅させる。何も残らなくなるだろう。彼らはそんなことをすべきではないし、バイデンもそう言うべきだった。しかし、彼は決して言わなかった。なぜなのか分からないが、おそらく知性の欠如だろう。
もし、それが指導者やその側近に起こった場合、あるいは他の関係者が巻き込まれた場合でも、その行為を実行した国家に対し、完全な壊滅を要求することになる。それはイランも含まれる。だからこそ、私はこの署名を行う。これは非常に強力な文書だが、願わくば実行に移されることがないことを望んでいる」