ドジャース元通訳、水原一平被告に拘禁刑4年9か月　26億円不正送金した罪

元通訳水原被告に拘禁刑4年9か月銀行詐欺などの罪

2025年2月7日 7時38分

NHKによれば、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の口座から不正な送金を行ったとして元通訳の水原一平被告が銀行詐欺などの罪に問われている裁判で、アメリカの裁判所は水原元通訳に4年9か月の拘禁刑を言い渡しました。

水原一平 – 大谷翔平の元通訳 – がサンタナのロナルド・レーガン連邦ビルで判決を受けた。水原は大谷から約1700万ドルを盗んだとして、銀行詐欺と税金詐欺の罪を認めた

Ippei Mizuhara – #ShoheiOhtani‘s former interpreter – arrives for sentencing at the Ronald Reagan Federal building in #Santana. Mizuhara pleaded guilty to bank and tax fraud for stealing nearly $17 million from #Ohtani. @ocregister @Dodgers @Angels pic.twitter.com/lZdRamDI65

— Jeff Gritchen 🇺🇸 (@jeffgritchen) February 6, 2025

Latimesによると、ロサンゼルス・ドジャースの元通訳であり、大谷翔平選手の元通訳でもあった水原一平氏（40歳）は、2024年3月に大谷選手の資金を不正に流用し、ギャンブルの借金返済に充てたとして解雇された。その後、銀行詐欺と脱税の罪で起訴され、2024年6月に有罪を認めた。

当初、2025年1月24日に予定されていた判決公判は延期され、2025年2月6日に行われた。裁判所は、水原氏に対し、懲役20年の判決を言い渡した。判決において、裁判官は彼の行為が大谷選手の信頼を裏切り、プロ野球界に多大な影響を及ぼしたと指摘した。

水原氏は最終陳述で、自身の行為を深く反省し、大谷選手や関係者に謝罪の意を表明した。彼の弁護人は、ギャンブル依存症が犯行の背景にあったと主張し、情状酌量を求めたが、裁判所はこれを考慮しつつも、重大な犯罪行為であると判断した。この事件は、プロスポーツにおける信頼関係の重要性と、ギャンブル依存症の危険性を改めて浮き彫りにした。