トランプ政権、ホワイトハウス記者協会のアクセスに関する「独占権」を剥奪し、報道陣を新たなメディアに拡大する新たな計画を発表
TGPによると、ホワイトハウス報道官のカロライン・リービットは、ホワイトハウス記者協会（WHCA）がホワイトハウス取材の権限を独占してきた状況を廃止すると発表した。
今後、記者プールの選定はホワイトハウス報道チームが担当し、新興メディアやストリーミングサービス、地方ラジオ局など、新たなメディアにも門戸を開放する。従来型メディアも引き続き参加できるが、記者協会の独占的な立場は終わるとしている。
ワシントンDCを拠点とするジャーナリスト集団「ホワイトハウス記者協会」は、長年にわたり、どの記者がアメリカ大統領に質問をできるかを独占的に決めてきた。
だが、それも今日で終わりだ。本日、私は誇りをもって、この権限を国民の手に戻すことを発表した。
A group of DC-based journalists, the White House Correspondents’ Association, has long dictated which journalists get to ask questions of the President of the United States.
Not anymore.
Today, I was proud to announce that we are giving the power back to the people.
Moving… pic.twitter.com/PkNui6Qleu
— Karoline Leavitt (@PressSec) February 25, 2025
皆さんご存じの通り、ワシントンDCを拠点とするホワイトハウス記者協会というジャーナリスト集団が、何十年にもわたり、最も近い場所で大統領に質問できる記者を決定してきました。ですが、それも今日で終わりです。
私は本日誇りをもって、この権限を皆さん——新聞を読む人々、テレビを視聴する人々、ラジオを聴く人々——に返還することを発表します。
今後、ホワイトハウス記者団（プレスプール）は、ホワイトハウス報道チームが決定します。長年プレスプールに参加してきた伝統的メディア（レガシーメディア）の参加も引き続き許可されますので、ご安心ください。しかしそれだけでなく、この非常に重要な責務を担う資格がありながら、これまで参加を許されなかったメディアにも新たに門戸を開きます。
ちょうどこのブリーフィングルームに新しいメディア用の席を追加したように、長年この場にいたレガシーメディアの記者たちも引き続き参加しますが、新しい声も同様に歓迎されるでしょう。
こうした変更の一環として、米国内外に大統領の発言を広く伝えるため、5大テレビネットワーク間でのローテーションも継続します。加えて、従来のケーブルテレビや地上波とは異なる視聴者にリーチするストリーミングサービスも追加します。これが、今の米国のメディアを取り巻く変化し続ける環境なのです。
また、速やかに大統領の発言を書き起こし、世界に伝える責任を負う活字メディアの記者（プリントプーラー）のローテーションも継続しますが、これまで長く排除されてきたものの、このホワイトハウスを熱心に取材しようとしているメディアを新たに加えます。
ラジオのプーラーも引き続きローテーションを維持しますが、特にこれまでアクセスを拒まれてきた地域のラジオホストなど、地域社会の中心的存在にも新たに門戸を開きます。さらに、その日のニュースを的確に取材し、大統領に対して本質的な質問ができる記者やメディアを増やしていきます。
参考記事
1日1クリックの応援よろしくお願いします！
↓ ↓ ↓ ↓
