ギリシャ・イカリア島—世界でも稀な長寿の島、その秘訣とは
3月4日
世界には「ブルーゾーン」と呼ばれる長寿地域が存在する。これは、長寿の専門家ダン・ビュートナー氏が、100歳を超える住民が多いと特定した5つの地域で、日本の沖縄、イタリアのサルデーニャ島、コスタリカのニコヤ、カリフォルニア州のロマリンダ、そしてギリシャのイカリア島が含まれる。
このうち、イカリア島は特に長寿で知られ、住民の平均寿命はアメリカ人よりも約8年長く、さらに認知症の発症率が極めて低いことが特徴だ。ビュートナー氏は最、イカリア島の人々の健康的なライフスタイルについて語り、彼らが老後も頭をすっきり保つための秘訣として、2つの飲み物—ハーブティーとコーヒーを挙げた。
「イカリア人は毎日ハーブティーを飲んでいます」とビュートナー氏は述べる。「家の周りや庭、野生の植物を使ってお茶を作り、オレガノ、タンポポ、セージ、ローズマリーなどのハーブを活用しています。」 こうしたハーブティーやギリシャコーヒーは、抗炎症作用や利尿作用があり、血圧の低下や血管の健康維持に寄与しているとされる。

① 地中海式の食生活
– 果物、野菜、全粒穀物、豆類、オリーブオイルを中心とした食事
– 肉や魚の摂取は控えめ
– 野生のハーブや緑葉野菜が豊富で、高い抗酸化作用を持つ
② ハーブティーとコーヒーの習慣
– オレガノ、タンポポ、セージ、ローズマリーなどのハーブを使ったお茶
– 抗炎症作用や血圧の低下に効果があるとされるギリシャコーヒー
③ 強いコミュニティの絆と社会的交流
– 住民同士の深い社会的つながり
– 定期的な交流が精神的健康を促進し、認知症リスクを低減
これらの要素が組み合わさることで、イカリア島の住民は健康で長寿な生活を送っている。ビュートナー氏は、この島の生活習慣こそが、世界で最も長生きする秘訣であると結論付けている。(ソース:Epochtimes、NYP)

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